めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その226〉レッスン代金一括前払い (italki)

満開の桜を散らす春の嵐が日本のあちこちで吹き荒れて、あっという間に桜の見頃が過ぎてしまいました。四季がある日本に住んでいると「ああ、去年の春はあの生徒さんと花見の話をしたな」「あの生徒さんと日本での新生活の話をしたな」というように、季節の変化に結びついた話をよくします。

四季の移り変わりがあまりない国の生徒さんには羨ましがられますが、外国に住んだことがないきんぎょには、四季がない生活のほうがよさそうに思えます。ないものねだりですね。

 

さて、今日はitalki のレッスンで私がたまにやってる一括前払いについて書きたいと思います。

italki の大きな特徴のひとつが、一回ごとのレッスン予約が可能なことです。これはけっこうすごいことで、他に同じシステムのオンライン講座はなかなか無いとおもいます。先生がカレンダーを公開すれば、あとは早いものがちです。人気の先生だと本当にあっという間に3ヶ月先まで埋まってるなんてこともあります。

その代わり、毎週同じ曜日の同じ時間に定期的にレッスンを受けたい人には難しい場合もあります。先生のカレンダーが更新されているのに気が付かなかったら、他の人がもう自分の予約したい時間を予約していた、なんてのはよくあります。

そんな時に便利なのが「招待状(invitation)」です。2020年の2月頃だったかな?新しく始まったシステムです。先生と連絡と合意が取れれば、先生から招待状を送ってもらって、レッスン開始15分前までならレッスンが始められます。決まった日にちを固定で取りたい生徒さんにとっては、自分のための時間を取ってほしいときに便利です。きんぎょの場合は文書添削の支払いにも利用していて、お気に入りのシステムです。

そんでもって、この招待状のきんぎょ式のもう一つの使い方が「一括前払い」です。きんぎょの生徒さんの中にはほぼ毎日レッスンを受ける人がいます。ところがこうなると「予約が面倒くさい」というご意見が出てまいります。italki のカレンダーでその時間を公開すると、他の人が予約しちゃうかもしれない、でも招待状を毎日やり取りするのは面倒くさい。。。(きんぎょは面倒くさくありません。きんぎょとしては毎日でも送らせてもらいます。)そこで、一部の古い生徒さんに関しては、一週間分一括前払いをやっています。

毎週最初のレッスンまでに、一週間分のレッスン代金を招待状を利用して請求します。招待状は最大一回で80ドルまで請求できます。ですので一週間分くらいならちょうどいいくらいです。この招待状を承諾してもらえたら今週もレッスン開始、というわけです。

都合でレッスンをキャンセルした場合は、もしまだ招待状の支払いが終わっていないなら変更し、すでに終わっている場合は翌週のレッスン代金から差し引きます。またこれからしばらくレッスンがない、という生徒さんの場合は、日本在住の生徒さんなら paypay のリンクを送って返金します。paypay のリンクだと個人情報がほぼでません。電話番号の一部分が表示されるだけなので便利です。海外在住の生徒さんの場合は、送金すると手数料や個人情報の問題が出てくるので、次のレッスンで消化してもらうようにします。

ただこのやり方は、すでに信頼関係のある生徒さんで、italki などのメールですぐ連絡がつく生徒さん限定でやってます。イレギュラーなやり方なので、どの方とでもというのはおすすめしません。

italki のおすすめするやり方ではないかもしれませんが、支払いさえitalki を経由すれば問題ない。。。かな?