めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その227〉レッスン時のネット不調対処 2021

あっという間に桜の時期も終わり、4月も中旬に差し掛かりました。生徒さんの中にも新生活が始まった人がちらほら。引っ越しに、新しい職場や学校に、毎日大変そうです。レッスンを通して、いろんな生徒さんの日々の悲喜こもごもにお付き合いしています。

 

さて、今日はオンラインレッスンの最大の敵『つながらない!』について書きたいと思います。(aerobat様ありがとうございます、遅くなってすみません)

以前にも似たような記事を書いていますが、2021年版を改めて書きたいと思います。

オンラインレッスンは、ネット環境さえあればどこでも仕事が出来る反面、ネットに接続できないと何にもできないという大きな落とし穴があります。そしてこれは予告なしで起きます。

主なトラブルとしては、ネット回線の不調や不安定、PC機器の不調、配線の不調、電池がない!のような電源系、原因不明系、そしてそれらの複合など色々考えられます。危機別対処法は書くとキリがないので割愛しますが、不調が起きた場合の判断基準について書きたいと思います。

※ これはitalki の推奨ではなく、私が個人的にやっていることなので、あくまでもご参考までに。

PC の不調が原因の場合は、会話のみの生徒さんはまず携帯電話や他の機器の利用に切り替えます。あと、skype はつながらないけど、zoom や meet、whereby ならつながるという場合もあるのでそういう選択肢も考えます。ただし、切り替えたり判断に使う時間は、目安として5分以内にしています。italki が認めている休憩に当てられる時間が5分だからです。

この5分以内にうまくいかず、レッスンに支障が出るほど繋がりが悪い場合は、生徒さんにメッセージか音声で事情を説明し、了承が得られればそのレッスンを中止して、レッスン時間経過後にレッスン代金を返金することで対応しています。

あまり長く引っ張ると、こちらも無駄に時間を使った後に、結局全額返金なんてことになることもあるので、無理そうなら、早めに提案します。

また、レッスンの後半でネットがおかしくなった、なんてときは、レッスン代金の半額だけ返金するので、その時点でレッスンを終了させてもらうこともあります。レッスン代金は、レッスン時間終了後、受取額を変更することができます。それを利用していくらか自分で決めて返金することができます。

こちらも出来る限りの対策をした上でこういうことが起きるのは、ある程度仕方がないことだと思います。オンラインがいつも完璧に安定して高速で使用できるというのは、なかなかないことだと思います。私自身が生徒としてレッスンを受けているときにもよくこういったことが起きます。特に先生の居住地の天気が悪い日は本当にネットがうまく繋がりません。こういうときは、こちらからその日のレッスンの中止と返金の話をすることもあります。迷惑しているというのではなく、お互いの問題を解決するための建設的な提案として伝えると、割とスムーズに話が進むことが多いです。

オンラインが不調なときの対処の基準は、ある程度事前に想定しておくといいかと思います。なぜかというと、実際こういう状況になったときには、センセイはパニックになっているからです。生徒さんに損をしたと感じさせないように、うまく切り抜けるように気をつけています。