It's My Life がかかりそうなタイトルですね。もうボン・ジョビといえばきんにくんしかうかばないきんぎょです。パワー!
筋肉っていってもプロテインとかタンパク質、トレーニングという話ではありません。
語学の話です。
(これはあくまでも語学が好きなきんぎょの論です。茶飲み話程度に。。。)
語学、とくにスピーキングは筋肉が必要です。
と主張すると、びっくりされるんですが、きんぎょ、声を大にして言いたい。
語学(特にスピーキング)は勉強であると同時に運動でもあります。
運動というのは、競技ではなく、身体を動かし行うこと=運動です。
その言語を喋るためには、耳で聞いて得た情報、見て得た情報を元に(インプット)、頭で処理して、話す必要があります(アウトプット)。
この話す時にけっこう重要なのが筋肉です。喋るためには、実は体中の筋肉を使います。使わないとうまく話せません。喋るためには、知識だけではなく体力も必要です。そのためにも筋肉が必要です。
これは管楽器を演奏するときにも合い通じるものではないかと思います。サキソフォーンの場合、楽器本体の長さが短いソプラノだと音が出せるけど、長いバリトンだと音が出せないという場合があります。マウスピースの使い方は同じだから、原理としては音の出し方は同じはずなのにです。その理由は、管に行き渡る呼気を出し続けられないことが原因の場合があります。肺活量や呼吸をコントロールする筋肉が足りないんですね。
この筋肉は、大きく2つに分けられます。「大きな」筋肉と、「小さな」筋肉です。
①大きな筋肉
これは喋るために必要な肺活量や、呼吸をコントロールしたり、喋ることそのもののために必要な体力を保つためのものです。
②小さい筋肉
その言語の音を出すために必要な筋肉です。顔や喉、首周りなど主に胸元から上の筋肉で、見えない筋肉である場合が多いです。
①の大きな筋肉は、通常の運動で鍛えます。②の小さい筋肉はその言語をしゃべる練習で鍛えます。前回のブログに書きましたが、きんぎょがシャドーイングしながら動画1つを完コピ(文字見ず)はこのためです。聞こえた音を出すための筋肉をつけたいからです。文字を見るとどうしてもカタカナのほうにひっぱられがちなので、あえて文字は見ません(しばらくの間)。
語学が苦手という人には、いくつかタイプがあります。その中で、話すのが苦手というのの中には、性格的なものや、話す機会がない、という場合もあります。
ただ、意外と気が付かないのがこの筋肉不足ではないかと思います。
口元だけを動かしても、実は発音はうまくできません。舌の動きやポジションだけでもうまくいきません。鼻の奥、喉の奥の筋肉まで使います。そこを通る呼気が音を作ります。