めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その85〉宿題だす?出さない? (italki)

italkiさんからは、ときどき先生向けに色んな

情報が送られてきます。

オンラインの「会報」みたいな感じのです。

英語で書かれてますよ。。。

 

しかし、おおむねitalkiのサイトの英語は

あまり難しくありません。簡潔で分かりやすい

英語で書かれているので、勉強がてら読みます。

 

その中で、先日おもしろいのがありました。

「よい先生は宿題をだすか?」

(ほんとはもうちょっと深い話です)

 

結論だけいうと、はい!でした。 

 

当然、宿題を出すほうが勉強時間が増えます。

成長も早くなります。

論理的には間違い有りません。

レッスンだけじゃなくて、普段も勉強が必要です。

 

※もちろんの事ですが、この記事の目的は

先生全員宿題を用意しなさい!ではありません。

 

実際には、生徒さんにもいろいろいます。

宿題が出たら、逃げたくなるという人もいます。

 

難しいところです。

以前にも書きましたが、宿題を出すには

技術がいります。宿題を見積もる技術です。

 

italkiのレッスンは高校や大学の授業ではありません。

嫌だったらすぐ止めることができます。

 

生徒さんの目的や生活にある程度あわせないと

生徒さんのレベルアップ以前に、私の仕事が

なくなります。続かなくなります。

生徒さんのために!のつもりだったのに。。。 

 

私はチューターなので、会話の相手が中心です。

生徒さんも気楽なレッスン希望の人が多いです。

ですから、基本的に宿題は用意しません。

 

希望する人には予習や日記形式の作文

宿題として出すことがあります。

youtubeの動画を見てもらって発音練習を

してもらったこともあります。

 

予習といっても、次やるところに目を通しといてって

だけです。時間がなければ、単語調べるとか

しなくて大丈夫です。

 

これは外国語併用(間接法)日本語レッスンの場合

特に入門〜初級の方にはオススメです。

中級未満の生徒さんで、テキストやネットの記事を

利用する場合、初見の文章だと理解する前に

1レッスン終わっちゃうこともあります。

 

予習として学習範囲に目を通しておいてもらう

だけでも、かなりスムーズにレッスンが進む

ようになります。

 

 <生徒としての私>

あまりたくさんの宿題は辛いです。

もう、徹夜で宿題なんてやったら

翌日寝込みます。(年には逆らえません。)

 

ですので宿題の量については、勉強とおもって

自分の適量を先生に伝えるようにしています。

 

宿題が多くて大変だけど、この先生とレッスン

したい!でも減らしてっていう主張が通じない!

という先生もいます(笑)

その時はその先生のレッスンを月4回から2回に

減らします。その合間に宿題出さないチューターの

先生のレッスンを入れたりします。

 

<結論> 

General Japanese みたいに総合的な

レベルを上げるタイプのレッスンや

ある程度以上の金額のレッスンの場合は

宿題があったほうが、生徒さんのレベルアップも

早いし、満足度も高いと思います。

(宿題も代金のうちです)

 

ただし、会話が中心とか、30分のレッスンの

場合はそもそも生徒さんが希望していない場合も

考えられます。

(宿題はどうしても書くのが多いので)

その場合で、宿題を出したいとか、要望があったら

① 予習

② 日記を書く(短め)

③ 先生オススメのyoutube 動画で発音練習を

 してもらう

 

が良いかと思います。