めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その239〉どの日本語教育資格取得から取得すべき? (2021年版)

きんぎょは italki やプライベートでオンラインレッスンをしています。これまでいわゆる日本語教育について勉強したことはないままitalki のセンセイ(チューター)になりました。そんな私、きんぎょが思う「どの日本語教育の資格からとるべき?2021年版」を書きたいと思います。あくまで私見です、近所のおじいちゃん、おばあちゃんの世間話を通りすがりに聞くくらいのつもりで読んでください。

もちろんお金の心配がない場合はどれからやっても良いのですが、きんぎょはそうではありません。お金ナイ、若くナイ、時間もそんなにナイ。ああ、、、ナイが3つ並びました。かけられる時間とお金、体力には限りがあります。あと費用対効果ですね。

きんぎょは、italki のレッスンを続けよう!と決めてからアルクのNAFL講座受講を決めました。理由は ①通信講座である(どこでも勉強できる)②通学講座に比べて格段に安い ③ 日本語教育能力試験対策ができる ④ 分割支払いができる   の4つでした。

他にも選択肢はありました。420時間のコースを受講する、大学の日本語教育学科に行くなどがあるでしょうか。ですがどちらも費用や時間の面で早々に候補から撤収〜。

italki に限定して働く場合で、きんぎょのようにチューターになった後に日本語教育の勉強をしたい場合、どれを選ぶのがおすすめでしょうか。

日本語教育関連の資格や大卒資格なんてどうでもいいので、手っ取り早く勉強したい!という場合はNAFLにさっさと申し込むのがおすすめです。イメージでいうと、大学1〜2年間で学習するくらいの分量がセットで届くので、これ以上あれこれ買う必要がほぼないです。真面目にやれば6ヶ月くらいで終了します。NAFLだと、日本語教育能力試験対策だけではなく、実際の指導に必要な知識もフォローしてくれるのでおすすめです。

大学卒業資格がない場合は最初から日本語教育学科のある大学もいいと思います。通信制の大学もあります。italki のオンラインレッスンに限定した話ですが、italki (つまり会社)や生徒さんから日本語教育能力試験合格者かどうかを確認されることはめったにありません。むしろ本来ジャンルとしては違うのですが、国語の教員免許をもってます!というほうが生徒さんには伝わりやすくアピールポイントになる場合もあるようです。教員免許はどこの国にもありますから(日本語教育と国語教育が別であることは承知しています。日本語教育について全く知らない生徒さんの印象に限定した話です)。同じ理由で、大学で日本語や言語系を専攻(または副専攻)したというのは、どの国の生徒さんにも通じやすいです。

420時間ですが、オンラインの先生オンリーなら70万円前後の金額を払って学習するのはちょっともったいない気がします。私が直接420時間のコースを受けたわけではないので、受講した方々とお話した印象での意見ですが、420時間コースは直接法を用いて教室で対面で教えるプロを育てるコースかとおもいます。対面レッスンの良さを最大限学ぶことができる反面、オンラインレッスンという指導環境において対極にあるレッスンをするとその学習の良さを活かしにくいのかなという気がします。もちろん経験豊富な先生方とつながりをもてたり、授業をする機会を得られたりと、メリットはたくさんあると思います。

2021年版、いかがでしたでしょうか?ちょっと走り書きですが、記録しておきたいと思います。