めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その258〉italki で固定・定期的なレッスンを実施する方法 (invitation / 招待状)

italki のレッスンの特徴の一つは「一回ごとの契約」であるという点です。これはすごいことです。きんぎょが若い頃、語学を勉強しようと思ったら週一回とか二回のように、定期的なレッスンであることが当たり前でした。ですのでこのitalki のシステムを知った時、腰が抜けるくらいびっくりしました。

ところがそれが原因で、一般的に「当たり前」だと思われることができません。それは「italki のカレンダー上で生徒さんが毎週同じ時間の同じ曜日にレッスンを予約することができない」ことです。

確実に同じスケジュールで継続的にレッスンを受けたい人には「招待状(invitation)」を使ってレッスンの予約をとってもらうようになります。

これは新しく先生になった方はたいてい戸惑われるようで、先日きんぎょが生徒としてレッスンを受けた際、新しく先生になったばかりと言う、その先生からも質問されました。

これについてはitalki の先生のコミュニティーでも同様の質問をされている方がいました。ですので、結構同様の疑問を持つ方が多いのだろうと思います。

italki のシステムは、先生が公開したスケジュールの中から生徒さんが早いものがちで予約するシステムです。ですので、先生としては自分の都合に合わせてレッスンを調整できるので大変ありがたいです。

その一方で、生徒さんとしては「この先生と毎週レッスンしたい!」という、語学学習者にとってはごく当たり前の願いを持った時に、それができない可能性があります。

個人的には、先生としてある程度収入を得たいと思うならやはりレギュラーの生徒さんを持つことは必須だと思います。レギュラーの生徒さんを持つと、ある程度の収入の見通しが立つようになりますし、生徒さんのレベルアップ似合わせてこちらもコース料金をあげるなど、将来的により高い収入に結びつきやすいです。

レッスンの指導経験の意味でも、継続してくれる生徒さんがいれば、当然ですが継続したレッスンを実施する経験ができます。これは日本語学校などでの指導経験がないきんぎょのようなチューターにとっては、お金に変えられない経験です。

単発の生徒さんが増えると、休みを取りやすいなどの面では良いのですが、どうしても「料金勝負」にでないとなかなか生徒さんが集まりにくくなりがちな気がします。そうするとどうしてもこちらが疲弊してしまいます。

ですので、レギュラーの生徒さんになりたいと言う方がいたら私は積極的に招待状の説明をして、レギュラー化を勧めています。

この招待状、生徒さんが12時間以内に受け入れないとキャンセルされるとか、受け入れるまで次の招待状を送れないなど、ちょっと不便な点があります。

ですので、レギュラー化したい生徒さんにはitalki のアプリの使用をおすすめしています。アプリを入れてもらえたら、スマホですぐ招待状を確認し受け入れることができます。