めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その419〉日本在住外国人の日本語の先生

きんぎょのレッスンのうち、会話のレッスンで予約する生徒さんのうち、半分くらいはなにか自前で持ち込みます。宿題、手紙、推しをアピールする文章、就職対策、医療関係などなど。

先日ある生徒さんがインスタグラムでみつけた、四択問題解を持ち込みました。作者は外国人の日本語の先生で、大変人気があるそうです。この生徒さんもオンラインでこの先生から教材やコースを買っているそうです。

では拝見、、、ん?これは問題そのものが間違ってるよ 😅 四択問題ですが、問題そのものが間違ってる。答えも間違ってる。。。

これは解けない生徒さんが正解でした。解けない問題だから分からなかったんだよというと、生徒さんが「自分で自分をほめまーす!」あれ?このネタ、あなたいつから日本に住んでるの?😂

こういった情報をもとに、最近利用し始めたSNSで、日本にお住まいの外国人の日本語の先生の活動について調べてみました。思ったよりたくさんいらっしゃって、正直びっくりしました。

オンラインの日本語センセイというと、著名なYoutuber の先生なんかを思い浮かべますが、日本語、英語以外の言語を母語とする先生がけっこうたくさんいて、しかもしっかりと仕事として成立させていらっしゃる。すごい!

この先生に関して言えば、SNSも御本人も本当にキラキラで、素敵です。内容は、、、きんぎょがチラチラ見ただけでもけっこう間違いがありましたが、明らかに生徒さんに求められていて、職業として成立しています。現状で言えば、きんぎょは真逆です。間違いはあまりないかもしれませんが、生徒さんは少なく、職業として成立するギリギリのところです。

今回のリサーチの結果、SNSに関してはいままで通り2ヶ国語でやっていくことにしました。隙間商法ですが、母語話者がちょっとマイナーな言語を通して日本語を教えるという路線のほうが勝機がありそうな気がしました。

という話しを、先程の生徒さんにすると「あー、それいいと思うよ。どんなに良い先生に教えてもらってても、日本語ってある程度から母語話者とレッスンしないとダメなんだよね。」

新しいことにチャレンジすると、ストレスも増えますし、辛いこともありますが、モヤモヤしてることが減りました。悩むくらいなら、先は見えなくても踏み出したほうがいいのかもしれませんね。