日本語学習中の生徒さんと話していると時々話題になるのが、日本語母語話者(日本語の先生じゃない人)が、レッスン以外で日本語学習者が日本語を間違えて話した時、指摘するかしないかです。
ちなみにきんぎょはレッスン以外で外国人が日本語を間違えて話していても、基本的に指摘はしません。質問されたら答えますが、必要がなければしません。
なんでこんなことを書いているか。
時々「日本人は間違えても教えてくれない」という生徒さんがいるからです。というか、基本的にこのことを話すのは『不満』と感じている生徒さんであることがほとんどです。
こういうトピックは、会話のレッスンだと大歓迎です。生徒さんが強く関心を持っているトピックは、ディベートっぽいレッスンの題材としてうってつけです。生徒さんによってはウケが悪いときもありますが。。。
教えたい日本語母語話者の立場と、教える必要はないという母語話者の立場になって話します。ネタが尽きたら次は立場を入れ替えます。
生徒さんの出身地や学習言語によっては、間違えて話すとガンガン指摘されて当然ということもあるようです。もちろん個人差はあるとは思いますが、実際に学習言語によって多少なりとも違いはあると思います。
レッスンでは、日本での生活や日本人との付き合いの謎、不満といったトピックについて話すことがよくあります。生徒さんはお金を払ってこの質問をしているので、できるだけ生徒さんにとって何らかの解決や生活でのプラス、興味につながるような会話になるよう努力します。