めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その217〉日本語tutor になってからの変化

2021年3月を迎え、春の嵐とともに・・・花粉症が激化しました。もうね、死にそうでした。薬を飲んでも、何をしてもダメ。かろうじて最低限のレッスンをこなして、あとは生きた死体と化していました。きんぎょのゾンビ。。。

 

さてさて、オンラインでの日本語チューターを始めてから、いくつか変わったこと、新しく始めたことがあります。今日はそのことについて書きたいと思います。

為替相場チェック

italki の通貨単位はUSDです。画面の表示は円でもVNDでも好きなように変えられますが、給料の計算単位はUSD!そうしますと、気になります、最近の為替相場が。今まで見たこともなかったのですが、これが私の給料に直結していると思うと「今日の為替相場は・・・」という言葉にピクッと反応します。

たとえば、私と同じレッスン料金の先生でも、自国通貨がドル安だと、けっこうりっぱな金額になるそうです。ですので最高の副業だよ、と話してくれた生徒さん(先生もしている方です)がいました。その代わり、レッスンを受けようとすると結構な値段になるので、良し悪しですが。

② 新聞を読む

生徒さんとの会話のためには新しい、正確な日本語の情報が必要です。インターネットのニュースサイトでもいろんな情報を得られますが、時事ネタから地域ネタ、株価に釣り、介護情報まで、一冊にあれこれ効率よく詰まっているのは新聞でした。今は新聞で大まかな情報を得て、詳細をインターネットで調べるようにしています。

また、完結で論理的な日本語の書き方も勉強になります。学生さんの文章の添削をする時などは、もはやさびついた私の文章能力では太刀打ちできません。日頃から簡潔な文章に親しんでおくのも必要だと知りました。

③ 文学、サブカルにふれる

私は田舎で家に籠もった生活をしていたので、最近の流行や経済など社会の変化にとても疎かったです。かといって、古い文学にふれて教養を磨く、、、という人でもないので、はっきり言って心が枯れていました。お片付けじゃないですが「ときめき」のない生活でした。今はもう少し積極的に世の流れに関心を持つようになりました。おかげさまで、ついに先日はとある生徒さんと「うっせーうっせーうっせーわー♪」の是非についてディスカッションするところまでたどり着きました。

あと、図書館や電子書籍を利用して、近代・現代文学を読むようになりました。これは私の国語力向上と、レッスンでの説明力向上に役立っていると思います。

④ 朗読・音読など声を出す練習

日本語を勉強する時に、発音の勉強も大事なのですが、それと同じくらい重要なのが「明瞭さ、聞き取りやすさ」の練習だと思います。生徒さんと就職試験の面接練習をしているとびっくりするのが「日本語は口をあけずにボソボソしゃべるのが正しい」と思っていた生徒さんの多さです。でも、それでは面接で良い印象は絶対に残りませんし、そもそも面接官が日本語を聞き取れない場合もあります。

こういう生徒さんには、実際に私が実演して違いを見てもらいます。そのため、私の発声が悪いと見本になりません。ですので、普段からラジオで発声のきれいなアナウンサーさんをお手本にしてシャドーイングをしたり、発声や滑舌の練習をしています。

 

探すとまだまだあるのですが、花粉症で死にかけなので今日はこのへんで。