めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その97〉生徒さんからのメール (italki)

私はレッスン用のアカウントでskype

主に利用しています。

italkiの「CLASSROOM」というのも

使えますが、不便です。

 

これと別にSkypeがうまくつながらない

時のための、別のアカウントなんかも

用意してます。

オンラインレッスンは、通信状態が

悪いとレッスン台無しです。

 

Skypeのアカウントは、レッスン用に

新しく作りました。

プライベートとは分けてます。

 

このアカウントは、一度やり取りした

生徒さんならいつでもアクセスできます。

もうこのアカウントを知ってますからね。

 

ですからレッスンを予約してない生徒さんからも

よくメールがきます。

 

ポエムを送ってくる人、

写真や動画をシェアしてくれる人、

日記を送る人、

お祈りしてくださいというリストを送る人。

"Hi How are you?"だけ何度も送って来る人。

数ヶ月前にno showだったレッスンの理由を

送ってくる人。

日本に行きたいから近況を聞いてくる人、

怪しい商売の案内を送ってくる人、

学校の宿題を送ってくる人。

 

とにかくいろんな人がいます。

 

仲良しのレギュラー生徒さんだと

結構メール交換することもあります。

生徒さんは日本語の練習にもなるので

「私の楽しみ兼生徒さんの日本語練習」です。

 

生徒さんの国の微妙な?日本グッズを

写真にとって送ってくれたりします。

私にとってもとてもおもしろい体験です。

 

先程、もう数ヶ月レッスンをしていない

とある生徒さんからメールが来ました。

その方の母国語で書いたメールでした。

 

そのメールをニュアンスも含めて訳すると

こんな感じでした。

 

「もう新しい仕事始めたし、日本語なんか

やっとれんわ!でもやってやらんこともないで」

 

ほんとにこれだけが届きました。

もう1回ぜひレッスンしようよ、と言ってほしいのかな?

わかりませんが。

 

実は。

 

この方のレッスンはちょっと難しいレッスンでした。

間接法で、かなり細かく文法説明等を要求する

方でした。私は外国語を少し話しますが、

いわゆるペラペラではありません。

しかも文法や語彙の説明を正確にするなんて

私のレベルではできないし、レッスンの料金を

考えてもちょっと割が合わない気もしました。

もうそろそろお断りしようかな、、、と思っていた頃

この方からの予約が止まりました。

 

この生徒さん自身がオンラインで語学の先生の

経験がある方でしたから、よく注意や提案も

受けました。

それをすればよくなるのは分かりますが

良いからといって、全部は受け入れられ

ませんでした。

 

結局今回のメールには

「就職おめでとうございます、がんばってね」

と返信しました。

 

生徒さんとのレッスンを通して私は成長する

ことができます。でも、どこまでが今の自分の

許容範囲かは、自分で線引をしないと、後々

自分が大変なことになります。

 

これは対面のレッスンやお仕事でも同じですね。

italkiの場合は、私は完全に個人事業主なので

私が自由に線引できます。

italki は線引してくれません。

自分で自分と相談して決めるほかありません。