やっと終わりました!15.社会言語学!
長かった。。。
今回のテキストの中で印象深かったのが
「ジェンダーと言語」でした。
英語は、性別に由来する言い回しを無くして
いく戦いの中で「進歩」してきたという文章
がありました。
男女が同じ表現を使うことが平等への第一歩
ということでしょうか。
そういや習いましたね。
fireman →fire fighter
MissやMis→Ms.
でもびっくりしたのはこれですね。
ジェニファー・コーツという女性語研究家の
このことばでした。
「日本の社会では、いつの時代になったら女性が
女子中学生のように自分のことを「ぼく」と
呼べる日がくるだろうか」
そ、そんな、日本語話者の女性がみんな
浜崎あゆみさんの歌のように
「ボク」って言うんですか?!
てか、いつから日本の女子中学生は
「ボク」って言うようになったんですか?!(・・;
そういえば、私も聞かれたことがあります。
「なんで日本語にはたくさんの主語があるの?」
この質問をした、南欧出身の女性の生徒さんの
自己紹介が凄まじい破壊力でした。
「オッス!おら、〇〇!」
Σ(・∀・;) え?
ひくな、わたし!
がんばれ、わたし!
覚えたんですね。
挨拶だけ、この言い方かなと思ったら
会話も悟空そっくりでした。
これ、意味は通じるけど、どうかな…
意味はわかるけど、変だよというと
もちろん説明を求められました。
「おら」という主語のニュアンスをなんとか
説明すると「それは貴方の主観で、差別的だ」と
言われました。
私の説明がうまくなかったことも原因だと思います。
例えば、主語が原則一つ(例:英語 あなた→You)の言語と
そうでない言語では、そもそも納得できるか
どうか以前に感覚的にすぐに受け入れられる
ものとそうでない
ものがあると思います。
私が外国語を勉強していて、辞書でその単語の意味を調べる
ことができても、使い方が感覚的によくわからない言葉が
やはりあります。
それにはやはりよく向き合って理解するために
すこし時間がかかります。
次回同じような質問があれば、もう少し
うまく説明できるようになってるかな?