めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

<その47>開始: 17 日本語の話し言葉 (NAFL)

全くNAFLと関係ない話ですが。

 

「先生、今日ごめんなさい、レッスンできません!」

とメールが来ました。

 

ど、どうしたの?まさか体調不良?

 

「恋つづ最終回なんです!15分延長!(´;ω;`)」

 

・・・それは仕方ない (笑)

録画ではなく、ライブで見たいよねぇ。

 

日本に住んでいる生徒さんは、やはり

最新の言葉や流行に敏感です。

そうか、「恋つづ」(笑)

 

「恋はつづくよ、どこまでも」というドラマが

人気を集めていますね。久々の王道ラブコメ

天堂担になりたい日本語学習女子の♥も

キュンキュンさせているようです(笑)

 

日本在住で日本語を勉強している生徒さんは

日本人とやり取りすることが多いので

レッスンでも一般的な表現よりも、実生活で使う

表現を求められる場合が多いです。

そして私より流行に敏感です(笑)

 

さてさて。

 

NAFL16 日本語の話しことば をはじめました。

前回のが終わってすぐはじめましたが

 

面白い!

 

ここでは、方言やなまりなど地域による言語の

特色について勉強します。

 

私は方言は、言い回しが違う、呼び名が違う

イントネーションが違う、程度にしか考えて

いませんでした。

 

私が日本語のセンセイを始めたとき

「ちゃんとした日本語を教えないとねぇ」と

何人かの人が言いました。

 

この「ちゃんとした」日本語は方言ではなく

「共通語」としての日本語でしょう。

多くの人にとって方言は、仲間内の、正式ではない

話し方のような認識があるのではないでしょうか?

 

この本を読んで、新しい事を知りました。

まだよく理解できてないのでなんですが。。。

 

日本語が母語の人の多くは、自分の生まれ育った町の

方言が母語であり、共通語(標準語ではなく)は

他の地域の人と交流するための手段として

後から学習して手に入れるということです。

 

また、方言は読み書きするためというよりは

話すための言語だというのも驚きました。

 

日本人は無意識でこれをバイリンガル状態で

使い分けているわけですね。

 

これを読んで、なぜ日本在住の日本語学習者が

くだけた言い方を教えてくれ!と切に訴えるのか

わかった気がしました。

 

学校やレッスンでは、多くの人と付き合うために

共通語を習います。

でも、日本で生活して、一対一の付き合いがでてくると

標準語ではなく、方言でより親しく話す必要がでてきます。

方言で話せないと、永遠に「遠い人」なんですね。

 

なんとなくモヤモヤして、はっきりとは言葉に

できなかったことを、文字にして知ることができて

ワクワクしています。

でも、それとテストは別問題〜 (TдT)