めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その44〉生徒さんの卒業(italki)

日本の3月は卒業の季節ですね。

今年は卒業式は、新型肺炎の影響でオンラインや

少人数での対応というところがほとんどのようですね。

 

さてさて先日のレッスンで、ある生徒さんから

「卒業宣言」がありました。

 

それは「JLPT」からの卒業でした。

 

頑張って頑張ってついに今年N2に合格したこの方。

とても勉強熱心で、忙しい仕事の合間をぬって

会話のレッスンに、日本語の本を読んだり、

漢字の勉強に、JLPTの勉強とがんばりました。

 

そして今年晴れて合格!

 

とても嬉しかったそうですが、就職等に

日本語が必要なわけではないので

JLPT向けの勉強はここまでということでした。

 

これからはもっと会話や自分の興味のある分野に

集中したいとのことでした。

 

興味がある分野の言語をここまでコツコツ勉強してきた

生徒さんの「(試験に)合格の春」そして「(試験からの)卒業の春」。

私のような経験の浅い見習い先生には何も手伝うことは

できませんでしたが、オンラインで一緒に祝えてうれしかったです。

 

italkiのレッスンは、語学学習サイトではめずらしい

一回契約制です。生徒さんが一回一回を購入します。

(パッケージレッスンの場合も、結局は一回一回を申し込みます)

ですので、次回のレッスンがあるかどうかはわかりません。

ある意味、すべてのレッスンが「一期一会」といえます。

 

長く継続して予約してくれた生徒さんがあるとき急に

消えてしまうことも多々あります。

 

最初のうちは、その一期一会に慣れるのにも苦労しました。

特に最初は私が未熟なこともあり、続けてくれる人は

本当にまれでした。

 

その中から、少しずつ継続してくれる人が現れて

ついに一緒に何かを祝えるようになったことに

ちょっと感動しました。

 

私も日本語教師の試験勉強、頑張らねば。。。