めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その254〉JLPT対策に手を出すか否か

2021年7月のJLPT試験が迫ってきました。迫ってますね。。。あと一ヶ月、一ヶ月しか無いという生徒さんのため息が聞こえてきます。

今年N1を目指す生徒さん達の中には心配のあまりすでに青息吐息な方もいます。私の生徒さんの場合は、日常会話までが目標の方はN2で止める方が多いです。何人かはN2を取ってから漢字検定の勉強に移りました。N2レベルまで勉強したら漢字の面白さに目覚めたという方が何人かいました。

私はJLPT対策のコースはしていませんが、JLPTと完全に無関係でいるのは難しいです。会話のレッスンでも、N1を目指す生徒さんならN1対策で勉強した言葉を使えるような内容をすれば、生徒さんの反応が格段に良くなります。特にN1だと、実際の生活で使う日本語と言うより、もはや専門用語(笑)のような日本語が多いので日常会話ではなかなか使う機会がありません。レッスンの中で使うようにすると生徒さんのモチベーション維持にもなります。特に私とレッスンをするN2、N1の生徒さんの場合、日本語教室や学校に通っている人が少ないので、オンラインレッスンを通してモチベーションの維持を手伝うのは大事なことです。

となるとやはりJLPTでどんな勉強をしているのか、きんぎょももっと知る必要がでてくるわけです。もっとJLPT関連の本にも手を出そうか、いやあれもこれも買うのはちょっと厳しい、と悩む今日このごろです。

ちなみにレッスンの中でまったくJLPT関連のことをしないわけではありません。たまに生徒さんの要望で、生徒さんが問題などを用意してやる場合もあります。どうしても納得がいかない解答やわからない問題を一緒に解くことがあります。問題を解いていると生徒さんから「きんぎょ、なんでこれが解るの?」と目を丸くすることがあります。別にきんぎょが賢いわけではなく、単に母語話者だから何となくわかるというだけのことです(笑)。

最近、読書量を増やすように気をつけています。どうしても日毎はオンラインニュースなんかの文章くらいしか読むことがありません。もはや読むというより「見る」という感じですね。「読む」力が落ちていると感じる今日このごろです。生徒さんに負けじと勉強の必要性を痛感しています。