めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その219〉JLPT (italki)

 ここ数日でJLPTの結果の連絡が続々と入り始めました。合格した人不合格だった人、悲喜こもごもです。仕事のためになんとしてでも上級レベルを取りたかった生徒さん、残念ながら不合格で泣いていました。

私のレッスンは会話が中心なので、JLPT向けのレッスンはしていませんが、たまに生徒さんが自分で教材を用意して、一緒に勉強してほしいという依頼があります。

個人的には生徒さんにはぜひJLPTを受けてほしいと思っています。その理由の一つが、私の生徒さんは日本語学校ではなく、自分で勉強している人が多いので、自分のレベルを客観的に知る方法が他にないからです。

少し前のレッスンで、4、5年位自分でYoutube 動画を利用して日本語を勉強しているという生徒さんと出会いました。JLPTは受けたことはないし、これからも受けないということでした。その方から「今、自分のレベルは中級だよね、もしくはもっと上?」という質問がありました。会話をした限りでは、A2に届くかどうかという感じでした。嘘は言えないので「中級はまだだと思うよ」と伝えると怒り始めました。もうレッスンの終わりだったので、簡単に現状を説明してレッスンを終えました。だれでも自分のレベルを、思っているより低く言われるとやはり腹が立ちますよね。ですが、もう少し客観的にレベルを知ることができていたら、この生徒さんの態度は違っていたかもしれません。

前回の<その218>でオンラインセンセイの必需品について書きました。できればしばらくはパソコン等の通信機器ではなく、センセイとしてやっていくために本とかテキストなどを少し買えたら良いなと思っています。JLPTについても将来的にはコースを設けることができたらいいなと思っています。