めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その33〉終了!9 異文化理解と心理(NAFL)

 9 異文化理解と心理、昨晩終わりました!

「終わった」というのは、最後の実力診断テストが

終わったということです。

アプリのテストコに答えを入力し、震える指でポチッと。

 

やったー!合格!

全25問中23問正解でした。

残る2問も答えを見たら、あーなるほど

というかんじで、前回の日本語の文法のような

悲惨な目には合いませんでした。

 

前回の日本語の文法は、教科書を見返しても

正直、さっぱりテストは解けませんでした。

今回は、分からない部分は調べさえすれば

解けました。

 

ちょうどこの数日通院が重なったので病院の

待合室でコソコソ問題をといていました。

 

最近はできるだけ、外出時に教科書を一冊

持って出かけます。

本棚に置いていると「まとまった時間が取れた

ときに勉強する」という具合になり、全く進みま

せん。(ほんとに進まないんです)

まずはテキストを読まないと始まらないので

ちょっとした待ち時間を勉強に充てるように

意識を変えてみました。

 

異文化理解といえば。

 

つい昨日のレッスンで面白いことがありました。

中国人の生徒さんとのレッスンでした。

日本の企業でも勤務経験のある、流暢な日本語を

話す方です。

(ときどき、私よりはるかに日本語ができる

 生徒さんもいます)

 

日本企業に勤務時代の出来事で、中国人の同僚が

日本の本社に出張した際、本社近辺ではなく

大きな駅に近い便利なホテルを予約して、出張旅

費で賄えない分は自分で支払ったら、会社から

今後はしないようにと言われたが、なぜ?何がいけなかったのか?未だに分からないということ

でした。

 

私の推測ですが、おそらく出張費の規定以外

にも、会社の周りにある提携ホテルを優先的に

使わないといけないとか、「フツーはそんなこと

しないでしょ!?」みたいな何か暗黙のルールが

あったんじゃないの?と聞くと「Σ(゚д゚lll) え?

出張くらいのことで支払い以外にも決まりが

あるの?」と驚いていました。

 

その生徒さんによれば、中国なら「出張の目的(研修や会議)が達成されれば、あとは少々

何でもOK」と大らかなようです。

会議や研修に出席する際の服装も、スーツ着用

ならその旨をあらかじめ説明しておかないと

かなり自由な服装で出席する場合もあるよ、との

ことでした。

 

。。。おお、テキストに出てきた、低コンテキ

スト文化と高コンテキストな文化の衝突かな?

(習ったばかりの言葉を使ってみたいだけです。

 多分違います(笑))

 

たぶん中国語の方が日本語よりも、言語化して

明瞭に伝えないといけない文化なんでしょうね。

(もしくは単なる社会のルールの考え方の違い

 かもしれませんが)

 

低コンテキスト文化とは、言語として発せられ

たメッセージそのものを重視する文化です。

英語やドイツ語がこちらに属するそうです。

 

高コンテキスト文化とはメッセージより文脈を

重視し、意図をはっきりしないで、互いに相手

の意図を読み取ることを重視する文化です。

日本語や韓国語がこちらに属するそうです。

 

もしかしたら私も知らないところで、文化的な

違いを知らずに「困った人だな」とか「あの人は

ダメだ!」みたいに勝手に決めつけたことがある

かもしれません。

 

異文化理解と心理を通して、他の文化から見た

日本や、違いは間違いではない、ということを

知りました。

 

ではでは、また次回。

 

挺住中国!

(がんばろう中国!肺炎に負けないで!)