めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その604〉海外送金(決済サービス)のトラブル

先日あるメルマガの記事に、こんな内容が書かれてました。

 

Stripe の送金を受け取れなかった (T_T)

 

Stripeとは、クレジットカード等を利用したオンライン決済サービスです。きんぎょも愛用しています。他にPaypal も併用しています。このメルマガではPaypal でもかつて似たようなことがあったらしいことも書かれていました。

 

そんなこと、あるの?金融サービスとしてありえないんじゃない?!

・・・あるんです。

きんぎょも経験があります。

といってもきんぎょの場合、StripeやPaypal では今のところ特に問題は起きていません。(Stripeさん、いつもありがとうございます。御社のお陰できんぎょ、オンラインの仕事が成立しています。)ですが、銀行を含む海外との決済サービスで、トラブルにあったことがあります。

上記のメルマガでは、「受け取れなかった」とあったので、おそらく購入者は払ったけど、決済サービスが受け手に引き渡してくれなかった(宙ぶらりんになっている)、ということだろうと思います。

 

銀行を含む決済サービスは、超簡単に説明すると下記のような図式になってます。

 支払者⇒支払者が利用する決済サービス受取者が利用する決済サービス⇒受取者

 

問題になるのは、この中間の、支払者と受取者が利用する決済サービスです。きんぎょの経験では、受取者側の決済サービスと問題になることが大半です。(支払者の方は、手数料を払って支払のプロセスが完了した時点でOKなので、ダメならそもそも支払プロセスに進めません。)

日本のサービス同士なら大抵傷が浅いうちにどうにかなるんですが、どちらか、または両方海外の決済サービスだと、理解不能な自体に陥ることも。

マネーロンダリング防止とかナントカ、何か意味のわからないイチャモンをつけられたり(少額送金なんですよ。ウン億ドルとかじゃないんですよ)したこともあります。

え、そんなややこしいトラブルに巻き込まれるなんて、やっぱり海外の生徒さんとのビジネスは難しいのかな???

そんなことはありません。

ただ、オンライン決済サービスや銀行、italki を含む独自のオンライン決済サービスなどを利用する際には、「思わぬトラブル」が起きる可能性がある、とはじめから思っておくほうが良いと思います。(まあ、どんな人にも思わぬことって起きますよね😅)

日本で暮らしていると、無料のものならいざ知らず、少なくとも有料のサービスは規定通りに受け取れると思いがちですが、それが世界のスタンダードではない、ということかと思います。

こういったことに対してできるのは、上記のような心づもりだけなんでしょうか?

きんぎょが思うのは下記のとおりです。

 

思わぬことが起きる可能性はある、と思っておく

・問題が起きても「死ぬわけではない」くらいのつもりで、怒らない、パニックにならない。論理的なやり取りができるように心がける。

・すぐ生活に支障がでないように、ある程度お金に余裕をもっておく

 

(ほぼ心づもりだけですね (ΦωΦ) ニャ-)

この「怒らない、パニックにならない」はけっこう重要です。こういった決済サービスに端を発する支払のトラブルは、仲介する金融機関や決済サービスの協力が不可欠です。金融機関とやり取りをするときに、怒りや不安(=感情)をぶつけていると、解決が遠のきます。どのような結果かはさておき、必ず解決する方法はあります。