オンラインで仕事をしたいという方にはまず何が必要でしょうか?(すいません、何回もこの書き出しをやってますが、お付き合いください)
支払い受け取り方法の確保です。
今の時代、ほとんどの人はスペックの差はあってもスマホやPC、インターネット回線はお持ちだと思います。
そうするとオンライン上で何かを販売する下地はすでにあるのです。
日本国内をターゲットにするなら銀行口座や電子マネーなども使いやすいかもしれません。
ですがきんぎょのように日本語のセンセイだと、日本国内だけをマーケットと捉えると飯が食えません。いわば世界中がマーケットで、日本もその中の一部です。
むしろせっかくオンラインで繋がるなら、世界をターゲットにしない手はありません。
商売とは何かを提供する代わりに支払いを受け取ることです。
世界をターゲットに商売をする=世界中から支払いを受け取る ということです。
でも海外の生徒さんから日本の銀行口座に振込をしてもらうと・・・えらいことになります。無理っす。日本在住の生徒さんでも無理な場合もあります。
そんなときにお役立ちなのが Stripe と Paypal です。
ちなみにきんぎょは支払いの受け取りのために、Stripe, Paypal, 国内の生徒さん限定で希望者のみ ゆうちょ銀行を使用しています。ですが極力 Stripe でお願いしています。
Stripe>Paypal>ゆうちょ です。
Stripe は2010年設立のオンライン決済・決済代行プラットフォームの大手企業で、サンフランシスコとダブリンに本社があります。
Paypal は何かと話題のイーロン・マスク氏が設立したことでも有名な、1998年設立のオンライン決済の老舗ですね。
どちらも支払いの対象に制限はありますが、一般的な商品やサービスの支払い受け取りには全く問題ありません。
Paypal は知ってるけどStripeってなんやねん?オイシイノ?
これが超優秀なんです。
きんぎょの場合、クレジットカードでの支払いの生徒さんが多いのですが、レッスン代金のような少額を頻繁に支払いする仕事だと、Paypal はちょっと手数料が高いです。
あと、生徒さんのお住まいの国によってはPaypal自体が一般的ではない場合もあります。ですがクレジットカードなら大抵の国で使用可能です。
Stripe はVISA, Master のような主要カード以外にも多くのクレジットカード会社のサービスが利用できます。Stripeのサービス一つと契約するだけで、クレジットカードでの支払い受け取りに関するおおよそ必要なサービスがすべて含まれています。
きんぎょ、このStripe社のサービスの良いところを言わせると小論文レベルで書いてしまうかもしれません。そのくらい革新的に良かったんです。
・初期費用、固定費が不要(支払いを受け取った時のみ手数料を支払う)
・少額利用にも適している
・サイト自体が使いやすい、見やすい、おしゃれ
・言語設定や通貨設定が豊富
・日本語のサポートセンターがある(これ重要、しかもけっこう対応が早い)
・支払いの画面への反映が早い(支払済⇒即反映)
・請求書(請求のリンク)や領収書発行、返金などが超簡単(一番使う機能)
・多くのECサイト(自分の商品を売る)に接続が可能
長くなったのでこのへんでそろそろやめます。
たまに生徒さんから、生徒さんの国で一般的な電子マネー的なやつでの支払いをお願いされたりしますが、全部断ります。特定の国(言語)に特化するならそういうのも必要かもしれませんが、とにかく全部の要望には答えられません。
あと、クレジットカード支払い(Stripe)かPaypal を使えるというのは、一種の「信用」とも言えます。
こちらの提供する支払い方法に対応できない場合は、残念ですがお断りしてます。