めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その372〉オンラインチューターのメンタルヘルス

オンラインチューターにとって必須アイテムは?必須能力は?

その時々で思うことは変わりますが、究極はインターネット通信端末、それとやや強めのメンタル。この3つだけだと思います。

 

先日お世話になったitalki の先生からメッセージが来ました。結構長くお世話になった先生です。(入院しちゃった先生とは別の先生です。)

「きんぎょ~、忙しい?よかったらちょっとおしゃべりしない?お金はいらないよ。」

現地時間の夜中にメールを送って来た時点でうすうす気がついていたのですが、先生はちょっとメンタルがやばい状態でした。

映像が繋がったら、目の下にはクマができていて、見るからに疲れていました。

この先生、大学でもオンラインクラスを持っていて、難しい資格も持っている優秀な先生です。なんですがコロナ以降、経済的になかなかうまくいかず、いつもちょっと疲弊していました。

低収入に対する家族からのプレッシャー、オンラインレッスン特有の各レッスンに対する生徒からの評価、生活の不安定さ・・・結局30分くらいああだこうだとおしゃべりをしました。きんぎょは次のレッスンがあったので、お礼を言ってお別れしました。

オンラインの先生はSNSと近いところがあって、オンライン上で常に「ひと目にさらされて」います。いつも「高評価」と「低評価」のジャッジを常に受けているような感じです。特に仕事として十分な収入を得ようとすれば、ある程度自分の情報をオンラインで公開して、全く知らない人に見てもらわないといけません。そしてそれに対する容赦ないコメントが来ることもあります。昔だったら著名人にしか起きなかったようなことが、当たり前に起きるようになりました。

それはビジネスチャンスであると同時に、今までにないようなストレスでもあります。

(少なくともきんぎょの世代には無かったのではないかと思います😂)

オンラインで本業としてレッスンをする場合、メンタルヘルスを守る行動は必須です。

特に個人で働いている場合、誰かが気づいてフォローしてくれるということが期待できません。ですので、定期的に意識して休みを取るとか、勤務時間を調整する、運動するなど、何かしら自分で自分を守ることが必須です。

italki の場合、ダメならキャンセルしたらいいんです。生徒さんと同じです。できるだけルールの範囲でキャンセルしたり、ダメな生徒さんはブロックしたり。最低週に1回は必ずレッスンを入れない日を作ったり。

きんぎょの場合は・・・よく寝ることです。すきを見ては昼寝してます😂