めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その366〉会話レッスン奥の手『寸劇』

きんぎょ、最近は会話中心のレッスンが8割を占めています。会話中心のレッスンで文法や間違いをどうやって指導するか?

会話のレッスンでは、よくきんぎょが「寸劇」をします。ことばの使い方や意味の違いを、寸劇で見せて伝えます。

ヘタな寸劇で我ながら恥ずかしい限りですが、文法の説明があまり得意ではないきんぎょの奥の手です。

実際のところ、きんぎょのヘタクソな文法説明より、寸劇で表情や音声を通して見せる方が伝わりやすい事が多いです。

ただね、恥ずかしいんですよ。。。😅

でも初中級〜中級手前くらいの生徒さんの場合、寸劇だと「あ、分かった!」という経験をしてもらうこともできることが多いので、恥を忍んで頑張ってます。

会話のレッスンでは、あまり細かい文法指導や注意はしていません。特に初級〜初中級あたりだと、間違いを全部直すと会話になりません。初中級以上からは、流れを止めすぎない程度に直します。

今日は「分かる」と「知る」の違いについて寸劇で説明しました。

生徒さんが作った例文を実際にきんぎょに言ってもらい、それを聞いたきんぎょの反応を見て、生徒さんがその例文が適切かどうか考える、という具合です。

助詞なんかの間違いも同様で、間違っている例文を聞いたときのきんぎょの返事や表情(これもわざとです、寸劇です)を見てもらいます。