最近、極力日本語以外のことばを使わないレッスンに力を入れています。前回の記事では「寸劇」で説明することについて書いたのもその一部です。
以前は特に入門〜初中級では、ある程度媒介語を入れていました。これはこれでお互い限られた時間で効率よく文法説明などができてとてもいい方法です。
ですがこの数年の、そして最近の世界情勢を考える上で「極力日本語で日本語を教えるレッスン」の重要さを感じています。
このきんぎょの考察は、直説法と間接法のどちらが良いかという問題ではなく、仕事としてオンラインで日本語を教えていくにあたっての問題です。
媒介語が入ると、その媒介語によって受講生はある程度特定の地域の生徒さんに限定されます。そしてその地域で為替の暴落や、大きな自然災害、紛争が起きると、生徒さんたちは一気に消えてしまいます。日本語のレッスンどころじゃなくなります。そしてそれはきんぎょのお財布に直結します。
これまでにも、実際にそういうことは起き続けています。
現在ヨーロッパを中心におきている問題も、きんぎょのレッスンに大きな影響を及ぼしています。ですが他の地域の生徒さんは継続してくださっているのでなんとかやってます。もしこの地域の生徒さんだけでレッスンをやってたら、ひとたまりもなかったでしょう。
まだまだ改善の余地はありますが、日本語オンリーのレッスンで文法や誤用の訂正をするのも慣れてきました。
今月もがんばりまーす。
おまけ
日本語教育能力検定試験対策で赤本を読んでます。いろいろ考えましたが、しばらく赤本に集中しようと思います。過去問は一度チャレンジして・・・木っ端微塵に消え去りました。
赤本だけ出しっぱなしにして、とにかくマメに読みます。がんばります。
この週末は、ポリグロット外国語研究所の通信講座の提出と赤本読みに全力を尽くします。がんばるぞー!