めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その537〉ネイティブスピーカーと話すのは楽しい!

生徒さんと話していると、ネイティブスピーカーと話す機会の大切さを痛感します。

きんぎょの生徒さんの一人に、東南アジアにお住まいの方がいます。

けっこう長く日本語教室に通いながら、italki でも勉強しています。

 

今日のレッスンで生徒さんが食いついた言葉の一つが「引く」でした。

この「引く」は一般的には「綱を引く」「とびらを引く」の様につかいますね。

ですが今日は違うほう。

たまたまきんぎょが言った「それ、引いちゃうよね〜😂」

そう。「ドン引きする」とかの方の「引く」です。

 

この「引く」という動詞自体は一般的だし初級くらいでもう勉強します。けっこう簡単な言葉です。でもその生徒さんは「ドン引きする」の方の「引く」は知らなかったそうです。

「ちょっと待って〜!」と生徒さん。

そこから例文や寸劇で使い方を勉強しました。

聞いたことがなかったそうですが、「とても日本語らしい表現だ」とたいそう気に入ってくれました。

 

テキストベースのレッスンも良いのですが、テキストには出てこないようなネイティブスピーカーが普段使う表現は好奇心を刺激します。生徒さんの目が一気に輝きます。

中級以上の生徒さんのレッスンでは、極力媒介語を省きます。話すスピードも自然なスピードに近づけます。

生徒さんはネイティブスピーカーと話すためにお金を払っています。

きんぎょがitalki で生徒として会話のレッスンを受ける時は、テキストっぽくない、ネイティブらしい話し方で接してくれる先生と探します。