生徒さんと話していると、ネイティブスピーカーと話す機会の大切さを痛感します。
きんぎょの生徒さんの一人に、東南アジアにお住まいの方がいます。
けっこう長く日本語教室に通いながら、italki でも勉強しています。
今日のレッスンで生徒さんが食いついた言葉の一つが「引く」でした。
この「引く」は一般的には「綱を引く」「とびらを引く」の様につかいますね。
ですが今日は違うほう。
たまたまきんぎょが言った「それ、引いちゃうよね〜😂」
そう。「ドン引きする」とかの方の「引く」です。
この「引く」という動詞自体は一般的だし初級くらいでもう勉強します。けっこう簡単な言葉です。でもその生徒さんは「ドン引きする」の方の「引く」は知らなかったそうです。
「ちょっと待って〜!」と生徒さん。
そこから例文や寸劇で使い方を勉強しました。
聞いたことがなかったそうですが、「とても日本語らしい表現だ」とたいそう気に入ってくれました。
テキストベースのレッスンも良いのですが、テキストには出てこないようなネイティブスピーカーが普段使う表現は好奇心を刺激します。生徒さんの目が一気に輝きます。
中級以上の生徒さんのレッスンでは、極力媒介語を省きます。話すスピードも自然なスピードに近づけます。
生徒さんはネイティブスピーカーと話すためにお金を払っています。
きんぎょがitalki で生徒として会話のレッスンを受ける時は、テキストっぽくない、ネイティブらしい話し方で接してくれる先生と探します。