しばらく前にきんぎょはレッスンの料金を値上げしました。まあまあ上げてしまったので、新規の生徒さんは当然激減しました。これは残念な影響です。
値上げは収入を考えると必須ですが、生徒さんからの反発や離脱がついてきます。でも収入面意外にも良い影響があるんです。
それは「困った生徒さんの激減」です。
ほぼ最低価格レベルでレッスンを始めた頃は困った生徒さんがまあまあいました。特にコロナ禍では、生徒さんが一気に増えた分、困った方も増えました。
これをほぼ解決したのが料金値上げです。以前、実はitalki の講師ページに対策としていろいろと禁止事項を書いたこともあったのですが、それよりも効果があったと思います。
値上げの結果生徒さんが減りました。そして困った生徒さんも格段に減りました。ストレスも少ないのでメンタル面も以前より良い気がします。授業時間が減った分、空いた時間で教材を作ったり勉強したりしています。
料金に関する決定は非常に重要です。italki を含む個人でのレッスン提供は、いろんなことを自分で決められます。ちなみにitalki では、講師としてレッスン開始初期は低価格で始めることをおすすめしています。もちろんレッスン代金が安いと生徒さんは集まりやすいです。
今 italki では私がレッスンを始めた頃に比べて格段に多い講師を抱えています。日本語の先生も例外ではありません。きんぎょは多くの先生の中でほぼ埋没しております。普通に検索したくらいではもはや最初の数ページに出てきすらしません。なんですが、その対策でどんどん安くすると、予約が取れる可能性はあがりますが、リスクもあがります。
安くすると生徒さんから喜ばれます。ですが、結果として講師が生活やメンタル、健康を支えきれなくなる自体を招くこともあります。実際にきんぎょは一度体調を崩し入院しました。医療費や仕事のキャンセルで痛い目にあいました。
これからレッスンを始める方にとって、参考になれば幸いです。