めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その215〉レッスン時間 (italki)

〈その214〉のコメントで、レッスン時間についてご質問をいただいたので、今日は書いてみたいと思います。(りさ様ありがとうございます!)

 

italki では、先生はレッスン時間を30分・45分・60分・90分の中から設定できます。60分が基本で、必ず設定しないといけません。それ以外は選択制です。

私の場合は4設定全部受け付けていますが、90分は特定の生徒さんから招待状でのみ受け付けています。

■30分レッスンは、どちらかというと「日本語レベル維持のために会話だけしたい」という人が多いです。朝起きてすぐや、会社の始業前や昼休み、学校の休憩時間に予約するという人もいます。そういう場合はテキストはナシで、携帯電話一つでどこからでもできるようなレッスンを用意します。このレッスンを予約する生徒さんは30分レッスンを週に何回か予約してくれる場合もあるので、きんぎょ的には嬉しいお客様です。また、トライアルレッスンとしても活用できます。

■45分レッスンは「60分だと金額が高い or 話し続けるのが大変」という人が多いです。個人的には45分が一番好きです。なぜかというと必ず15分休憩や次の準備に当てる時間ができるからです。

■60分レッスンはitalki のすべてのレッスンで必ず設定しないといけない、問答無用の基本となる時間設定です。

■90分レッスンは体力勝負です。私の場合は特定の生徒さんからしか受けません。なぜかというと、超初心者の生徒さんが予約した場合、こちら(先生)がずっとしゃべり続ける可能性が大きいので、この1レッスンでも、ものすごく体力を使います。これ以降のレッスンができません。きちんとしたカリキュラムを提供できるようになったら考えたいと思っています。90分枠を設定していなくても、たまにあわせ技で60分と30分を続けて予約する生徒さんもいます。その場合は何をしたいのかをメールで確認します。学校の宿題を一緒にしてほしいとか、目的がはっきりしている場合はお受けしますが、そうでない場合はレベル等によっては短縮をお願いすることもあります。

 

60分レッスンは必ず設定しないといけませんが、中には私のように「30分や45分のレッスンを中心にしたい」という人もいます。この場合は30分や45分のレッスンを割安にして(もしくはパッケージで安くする)60分を少し高めにするという手もあります。どのレッスンをいくらにするかは先生の自由なので、極端にいえば30分のほうが60分より高くてもかまいません。値段を調整すると、自分がオススメしたいレッスン時間を予約してもらいやすいです。