めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その214〉italkiのコメント欄 (italki)

italki では、レッスン後に先生と生徒が双方にコメントを書くことができます。このコメント欄は使えるアイテムです。生徒も先生も書く書かないは自由です。このコメント欄の私の使い方です。

 

■先生→生徒

レッスンの簡単な内容や良かったところを、記録を兼ねて書きます。他の人が見ることもある(生徒さんの設定で、自分しか見えないようにしている人もいます)ので、注意事項やお願いなどネガティブなコメントは書きません。また予約してもらうための広告の働きもしますので、できるだけ明るくポジティブなコメントにします。

私が生徒の立場の場合、「thank you」だけなら、あまり嬉しいとは思わないので、無理には書きません。

■生徒→先生

生徒の立場としては「この先生、よかった!」と思うと文章がわーっと出てくるので、長文の褒めコメントがある程度並んでいる先生は、印象に残りやすい、何か強みのある先生だと思います。

私も「この先生と話せてよかった!」というようなときには長文を書きます。

■コメントの広告価値

生徒さんが良いコメントを書いてくれたら「生徒の声」としてコメント欄に星印をつけて先頭に掲載します。特に、具体的に良いところを書いてくれているコメントは、読んだ生徒さんに自分がどんな先生か想像するヒントになるのでおすすめです。

あと、いくつか星印をつけられますが、その中に最低一つは英語で書かれたコメントを掲載することをオススメします。日本語で書いた文章を読みこなせるのは、ある程度学習した生徒さんだけです。英文だと色んな国の人に読んでもらえるので、広告価値が高いです。他にもターゲットにしたい言語、例えば中国語を話す生徒さんに見てほしい場合は、中国語で好意的に書いてくれたコメントを先頭に掲載するのもいいと思います。

生徒さんは意外とこのコメント欄をよく見ていて、私の場合、とあるコメントが掲載されてから、それを見たから予約したという生徒さんが続けてレッスンを始めました。

 

コメント欄には、いろんなことを書いてくれます。ときには痛いことが書かれることもあります。かと思えば先生や生徒さんの母語によっては、日本語ではなかなか言わないような本当に詩的な褒め方をしてくれる場合があります。とある先生が私に「あなたの先生になれて嬉しい」というコメントをくれたことがあります。italki は学校ではなく、一個人の先生とitalki を通してつながるレッスンです。生徒さんと先生の距離がちょっと近いのも良いところだと思います。