めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その197〉非常時用オススメビデオチャット Whereby (italki)

 今日はレッスン中に、ビデオチャットツールが動かなくなった場合について書きたいと思います。(悪夢ですよね)

 いろんな理由でレッスン中にパニックになることがありますが、パンデミック真っ只中の時は、そもそもインターネット自体が繋がりや速度が悪くなり、毎日怒りで火をふいていましたが、今はちょっとマシになったきがします。

 ですが万年起きる不調の王様といえば、やはりビデオチャットツールの不調」でしょう!!これに勝る不調なし!!画面がつながらない、音声が途切れる、テキストメッセージが送れない、画面共有ができないetc...。

 わたしは基本的にSkypeかitalki class room を利用しています。zoom は使いません。Skypeは利用者が減ったとはいえ、語学学習者はアカウントは持ってるという人が多いです。 class room は、Skypeを利用しない生徒さんとのレッスンで使います。

 ですがレッスン中にこのどちらもがうまく使えなくなるときがあります。再起動しても、立ち上げ直しても、何をやってもだめ!そんなときはwhereby (ウェアバイ)をつかいます。

あまり馴染みがないかもしれませんが、whereby はノルウェーの会社が提供しているビデオチャットツールです。これがなかなかいいんです。Skype等のビデオチャットがうまくいかなくなると、テキストメッセージでリンクを送って、whereby に切り替えてもらいます。

 

何が良いかといいますと

・無料の範囲で十分使える(有料プランもあり)

・先生がリンクを送れば、生徒さんはアプリや登録なしで、アクセスすればすぐ使える

・動きが軽く、サクサク快適

・画面のデザインがきれい(ちょっとおしゃれな北欧デザインです)

・他のサービス(youtubeやホワイトボード)との相性も悪くない

 

他にもMeetやZoom、Google Classroom など、いろいろなサービスがありますが、手軽さと性能の良さのバランスが一番よいのはwhereby だとおもいます。

特にレッスン中に切り替えてもらうのに、生徒さんにアプリのダウンロードをお願いしたり、登録をお願いするのは無理があります。whereby だと、リンクにアクセスしてもらえたらすぐ使えます。ただし、英語が全くわからない生徒さんだと、表示の意味がわからず使えなかったという場合もありました。

もしこれからitalki のレッスンを始める方がいたら、保険(?)だとおもって、自分のアカウントを作っておくのをお勧めします。困った時に作るのではちょっと間に合いませんので、登録は簡単ですから事前に一つ作っておいて、一度試しに使ってみるといいですよ。

あと、生徒さんと使う際には、必ず「ロック機能」を使いましょう。画面を開ける時にマイクとカメラは切っておくことと、ロックを設定しておきましょう。ロック機能があれば、先生がOKした生徒さんだけが入室できます。私は一度、whereby を使ったレッスン中にロックし忘れて、他の生徒さんが時間を間違えて入ってしまったことがありました。

無料だとアカウントは1つだけしかつくれません。リンクさえあればだれでも入れるので、注意が必要です。

もう一つ、whereby は、入力したテキストメッセージの記録保存機能はありません。テキストメッセージの記録が欲しい場合は、メッセージ欄をコピペするといいでしょう。