めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その165〉オリジナルテキスト作成について (italki)

 生徒さんによっては「〇〇について教えてほしい」とか「〇〇を使って教えてほしい」という指定がある場合もあります。その際に、手持ちのテキストが利用できればいいのですが、うまくいかない場合もあります。そんな時にその生徒さん用に手作り(?オンラインですが)テキストを用意する場合があります。

 けっこう手間がかかりますし、正直面倒だなと思うこともあります。しかも私のレッスンはあまり値段が高くありません。わりが合わん!という気がすることもあります。ですが、続けてくれる生徒さんの場合は別です。特にこんなことがしたい、とはっきりしている人の場合は、がんばって用意します。自分自身の勉強だと思って作っています。が!!先程も書きましたが、レッスンを続けてくださる生徒さんのためだけです。誰にでも「あなた向けに作りますよ~❤」は無理です。

 ではテキスト作成のメリットはなんでしょう?手作りのテキストは手間がかかりますが、作っておくと他の方にも使えてとっても助かります。作りおきのお惣菜みたいなかんじです。いつでも食べられる我が家の味。そして料理のテクニック(授業の幅)が広がるのと、私自身が作りながら「こうしたら美味しいかな(わかりやすいかな)?」と毎回試行錯誤するので勉強になります。

 現在は、完全に私の手作りテキストを使っている人は一人、後はテキストやフリーのレッスンの合間に、テーマ別に利用します。主にGoogle Documentをシェアして利用したり、画面共有で見てもらったりします。

 

 まず、生徒さんの要望を確認してから、その生徒さんの希望するレッスン時間(30,45,60分)に合わせて内容を決めます。内容は生徒さんに合わせて様々です。手作りテキストの良いところは、一般的な内容から一歩踏み込んで、生徒さんの要望やレベルに近づけるので、気に入ってもらえると生徒さんが離れにくいです。欠点は手間がかかることと、テキストを作るのがきんぎょだということです (/_;) 正直たまに「あ、合ってるかな??(^o^;)」と心配になることもあります。

 テキストを作るのは60分を予約する生徒さんの場合が多いです。ですのでそれなりに用意しないと時間があまります。例えば余った時用に小ネタ(なぞなぞ等)も別途用意しています。テキストそのものは生徒さんによって違いますが、大体、導入のお話や質問、ロープレの例文とでてきた用語や新しい言葉の説明を2つくらいと、質問、実際にロープレでやってみるので60分です。この時に生徒さんの生活やレベルにあったテキストを作るのが難しいです。私の感じる、わたし自身の弱点の一つは、生徒さんのレベルを正確に測れないことです。「そんなら教えるなよ!」というツッコミが聞こえそうですが、そんなこと言ってたら何も始まりません。走りながら軌道修正していきます。ですので生徒さんの苦情や反応は宝の山です。それを見てちょこちょこレッスン中でも軌道修正します。

 午後からレッスンが続きますが、ね、眠い。ちょっと寝て、午後からまたがんばります!