めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その160〉オンラインレッスン継続のためのストレス対処法 (italki)

 まだ心拍数が下がりません、10キロくらい痩せそうです。(何があったか?〈その159〉のコメント欄を御覧ください。人生にはいろんなことがおきますね (*^^*))ああ、まだドキドキしてます。

 

 今日は、オンラインレッスン継続のためのストレス対処法について書きたいと思います。コロナウイルスの影響で今年2020年に初めて在宅ワーク(テレワーク)を始めた方も多いと思います。今はもう、週何日かはテレワークが基本という方も多くなったみたいですね。私の住む地方都市ですら珍しくなくなりました。ちょっと前までは在宅で仕事というと、仕事と認識してもらえないこともよくあったのに、ものすごい変化です。

 

 私の仕事はitalki というプラットフォームのオンラインの日本語のセンセイです。ですので毎日がテレワークです。テレワークは場所も時間も問わないのが最大の魅力ですし、これからもこういった働き方は広がって行くと思います。働く選択肢が増えるのはほんとに嬉しい!しかし、パソコンにかじりついていると疲れる!!生徒さんに笑われますが、疲れるんだよーーー!歳かな。ほんとにストレス解消法なしに毎日テレワークはキツイな、と思うことがあります。

 なぜこういう記事を書こうと思ったか、、、それはここ最近のレッスンがきっかけでした。私はitalki のセンセイでもありますが、生徒でもあります。自分の語学学習でも利用しています。最近たまたま私が受けたレッスンで先生が泣いちゃう事件が続きました。(泣かせたんじゃないですよ!!(^_^;))話すうちにみんな共通点があることに気が付きました。先生方は皆、コロナの自粛生活が続く地域にすむ、コロナの影響で仕事に何らかの影響がでたためにオンラインの先生になった方ばかりでした。

 このコロナ渦で通常とは全く違う状況で、ストレスをためながら、今までやったことのないテレワークに取り組んでいる方がけっこういることに気が付きました。私もその一人です。私の場合はコロナがきっかけではありませんが、テレワークの恩恵にあずかりつつ、その難しさも感じています。甘えかな、と思って口に出せませんでしたが、正直に口にし、泣いているセンセイ方を見て、私も正直に話そうと思いました。話す中で、私もしばらくウツウツした気持ちから抜けられなかったので、その涙にもらい泣きしてしまいました。

 

 さてさて、前置きが長くなりました。私のストレス解消法は大きく分けて2つあります。1つ目はレッスン時間帯にする(しない)こと2つ目は日常的にする(しない)ことです

 まず1つ目はレッスン時間帯にすることです。italki のレッスンの時間は30分、45分、60分、90分が設定できます。あまりいっぱいいっぱいレッスンが入るとほんとうに休憩する時間すらなくなります。ですので、めいいっぱいレッスンが入ったとしても必ず休憩が取れるように時間を設定しています。その休憩中にすることは、美味しいコーヒーを飲むこと食事の時間には食事をきちんととることのどスプレー(のどあめ)をすること目薬をさすことです。しないことは、仕事以外のことです。レッスンをする時間帯は、割と忙しいので、それ以外のことは無理してはしません。私の容量をこえてしまいます。

 2つ目の日常的にすることは、外を歩くこと人と話すことです。しないことは、心が傷つくメール等への深入りです。コロナ渦とテレワークの影響で本当に外に出ることが少なくなり、それがそのまま習慣化してしまいました。私自身のここ半年のことを振り返ると、本当に必要以外家にこもって、生身の人間と話すことがなかったです。そしてそれが習慣化していました。ある日、夕方に一人で散歩して、ついでにスーパーで買い物をしました。ちょっと店員さんとしゃべったらびっくりするくらい楽しかったです。レッスンで生徒さんと話すのはやはり仕事であること、大人らしいちょっとした話をすることの大切さを痛感しました。しないこと、の心が傷つく~はそのままです。最初は、こういったメールからも何か自分を成長させるためのヒントがあるかも、と真面目に目を通していました。私が世間知らず(とくにオンラインの世界に)だったのもいけなかったのですが、本当に性善説で「真摯に対応すれば道は開ける!生徒さんに好かれる!」みたいに、無意識のうちに思っていたと思います。でも、他に分かち合う同僚もいない中で、一つ一つの心無いメールに対応していたら本当に心がもち堪えられません。どう対応したら良いかわからないメールについては、一度頭の中で別の言語でそのメールのことや返事を考えるという方法で対応しています。日本語以外の言語で考えると、私の場合はちょっと距離感を持って、あまり傷つかず対応することができるからです。

 せっかく手に入れたオンラインでの在宅ワークですが、続けられなければ本当に残念です。大した経験ではありませんが、コロナ渦で在宅ワークの一つとしてオンラインの先生をお考えの方、今まさにオンラインレッスンで何か苦しんでいるかたのお役に立てればと思い書いてみました。