めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その103〉ハンコ~日本の必需品 (italki)

2020年6月ですが、ほぼコロナウイルス

自粛要請が解除され、東京行きの飛行機が

満席になったというニュースも見ました。

 

生徒さんも一気に動き出しました。

日本へ来る人は、入国管理局や会社との

やり取りが頻繁になりました。

 

日本ですでに暮らしているひとは

新しい住まいや新しい仕事の準備に

大わらわです。

 

ここで話題になったのが「はんこ」。

ぺったんとおす、アレです。

 

たまたま今週は判子に関する話が何回かでました。

はんこだけでブログ3回分はかけます。

では、そのうちの一つ。

 

先日のレッスンで、ある生徒さんが

ハンコをめぐって炸裂。

 

「ややこしい、面倒くさい、わけがわからない!」

 

ことの発端は、新生活のために

実印が必要になったことでした。

もともと持っていたお手頃値段のハンコを

登録しようとしていました。

すると知り合いの方(日本人)が

「実印はもっと良いハンコでなきゃ!」と

アドバイスしたそうです。

 

で、紹介してもらったハンコ屋さんに

行ったら。。。

 

ちょっとした「開運商法」だったようです (ΦωΦ)

 

おお、懐かしい。

確かに私が若い頃は「ハンコはその人の顔、人生よ!」

と熱心に語る年配の方がいましたね。

高級な材質のハンコを自慢する人もいました。

 

昨今はコロナウイルスの関係で、ハンコ自体を

なくそうという動きも有るようですが

いまでもあるんですね、判子と運勢がどうのって。

 

結局その店を慌ててでて、帰宅したそうです。

そのまま私のレッスンの予約を急いで予約して

質問した、という具合です。

 

私も判子に詳しくはないから、自分のはんこを

見せたり、ネットで調べて返答しました。

 

「なんで日本人はそんなにはんこにこだわるの?」

というので「みんなじゃないよ。例えば貴方の国では

部屋の内装にお金をかけるでしょう?

かけなくても生きていけるけど、かけたい人は

たくさんかけて良くする。そんな感じよ。」

そういうと「まぁ、習慣ってそんなもんだよね。

他の人から見ると理解できない!ってなるよね」

と笑ってました。

 

とにかく、あまりお金をかけなくていいこと、

実印として認められる大きさや書体だけ守って

作るようにアドバイスしました。

 

最近は急遽レッスンの予約が入ると、たいてい

こんな感じです。「むむ、何か起きたんだな」と

思います(笑)