めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その95〉終了: 日本語教育実習 (NAFL)

無事終わりました!合格です。

 

付属のDVDはまだ見てませんが、とにかく

テキストを読んで、テストに挑戦しました。

 

テキストにもありましたが、日本語教育

実習といっても、国内でするのか海外でするのかで

まったく違うそうです。

 

確かに。

 

私は教室で教えたことはありませんが

生徒さんの中には、日本語学校や教室で勉強した

ことがある人がいます。

聞くところによるとかなり違います。

 

一番の違いは「直接法」か「間接法」かでしょうか。

本の学校はたいてい直接法で教えるそうです。

 

 

海外の場合は、直接法、間接法、その混合(?)

など、学校によってかなり違うそうです。

 

あと、これは日本で学習する生徒さんが

よく嘆くのが「古さ」です。

本の学校の方がテキストも教室も古い。機材も古い。

(どの学校もという意味ではありません)

それまで抱いていた日本のイメージとはかけ離れた

様子にショックを受けたという生徒さんが

ちょこちょこいました。

 

私もちょっと思ったのですが、このテキストにも

「カセットテープ」や「MD」を利用した指導

がでてきます。

カセットテープ。。。

本の学校では今も使ってるのでしょうか?

使っているということは、そんな昔の教材を

今も使ってるのかな??テープって、何度も

再生するとだんだん音質が下がります。

大丈夫なのかな。。。

 

ネット上の情報で「NAFLのデータは古い」という

記述をいくつか見ました。

確かに使用している統計データの年なんかは

ちょっと古いなぁと思います。

 

ですが、個人的にはこちらの方が気になります。

先日も23:視聴覚メディアと日本語教育でも

グチグチと書いてしまいましたが、とにかく

新しい技術や機器の利用の様子が全く見られません。

 

さすがにフロッピーディスクやカセットテープが

出てくるのは (・・;) という気がします。

 

古いのがだめという訳ではありません。

ただ、現実に今カセットテープで教材を

作成するのは困難だからです。

フロッピーディスクを利用したアイデア

提案されても、どうにもできないからです。

 

それぞれの学校の中で、今でもカセットテープを

使用しているから、それについて学習したり

提案するのは構いません。

 

でも、これは希望者がお金を払って勉強する

一般的な教材なので、やはりある程度どんな

人でも利用しやすいもの(汎用性のもの)

で提案すべきかと思います。