私はテキストとして主に「まるごと」を
利用しています。
例えば、一番最初のレベルである「入門」なら
「りかい」と「かつどう」の二冊で1セットです。
「りかい」は授業内容、「かつどう」は練習用と
いうかんじです。
ですので、「りかい」だけでもOKだと思います。
テキストを利用するのは主に入門〜初心者の
生徒さんです。中級以上の生徒さんは
希望するトピックについて話したり
世間話をしたりします。
私の場合はTutorなので、会話を希望する
生徒さんが大半です。
「Genki」「みんなの日本語」も持っていますが
特に生徒さんから希望がなければ
「まるごと」を利用します。
この二冊は、私は自分のレッスン準備用に使ってます。
「まるごと」を利用する理由は下記のとおりです。
① 日本語で書かれている
(入門ではアルファベットでの表記も
あります。なお良し。)
日本語で書かれているので、どの国の
生徒さんにも利用してもらえます。
英語でかかれている「Genki」は
私の英語力では厳しいですし、
英語が苦手な生徒さんとは使えません。
「みんなの日本語」は多言語での説明本が
あります。これがすごいです!さすが老舗!
ですが内容がちょっと硬い感じは否めません。
特に日本のポップカルチャーに興味がある
生徒さんにはちょっと受けがいまいちです。
ですので主に私の勉強や準備用に利用します。
② 最初はあまり文法を詰め込まない
私はある生徒さんからこのテキストを
紹介してもらいました。
その生徒さんいわく「まるごと」を日本人
の先生とやるのが一番好きと言ってました。
実は、私は最初あまりこのテキストが
好きではありませんでした。
「どこが好きなの?」と聞いたら
「まず話せるように文法を教えるところ」
とのこと。
・・・ほーーーーー!
言われて気がついたのですが
まるごとはあまり細かく文法を説明しません。
(入門、初級についてです)
ですので、文法をしっかり理解してからしゃべる
というタイプではありません。
ですので、まず話してみるのに必要な最低限の
文法だけ教えるというスタイルです。
ですので、ちょっと物足りない部分も出てきますが
そこは自分で用意した内容で補います。
以上が主な理由です。
ありがたいことに、テキストを使ったレッスンを
続けてくださる生徒さんがあり、即席センセイは
授業をしながら勉強ができています。
私にとってはすばらしい経験です。
NAFLや日々のレッスンを通して、いつか自信を
もって「日本語のセンセイです」といえる日を
目指します!