めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その90〉日本語レッスンのテキスト (italki)

 私はテキストとして主に「まるごと」を

利用しています。

 

 

例えば、一番最初のレベルである「入門」なら

「りかい」と「かつどう」の二冊で1セットです。

「りかい」は授業内容、「かつどう」は練習用と

いうかんじです。

ですので、「りかい」だけでもOKだと思います。

 

テキストを利用するのは主に入門〜初心者の

生徒さんです。中級以上の生徒さんは

希望するトピックについて話したり

世間話をしたりします。

私の場合はTutorなので、会話を希望する

生徒さんが大半です。

 

「Genki」「みんなの日本語」も持っていますが

特に生徒さんから希望がなければ

「まるごと」を利用します。

この二冊は、私は自分のレッスン準備用に使ってます。

 

「まるごと」を利用する理由は下記のとおりです。

 

日本語で書かれている

 (入門ではアルファベットでの表記も

  あります。なお良し。)

 

 日本語で書かれているので、どの国の

 生徒さんにも利用してもらえます。

 

 英語でかかれている「Genki」は

 私の英語力では厳しいですし、

 英語が苦手な生徒さんとは使えません。

 

 「みんなの日本語」は多言語での説明本が

 あります。これがすごいです!さすが老舗!

 ですが内容がちょっと硬い感じは否めません。

 特に日本のポップカルチャーに興味がある

 生徒さんにはちょっと受けがいまいちです。

 ですので主に私の勉強や準備用に利用します。

 

最初はあまり文法を詰め込まない

 私はある生徒さんからこのテキストを

 紹介してもらいました。

 その生徒さんいわく「まるごと」を日本人

 の先生とやるのが一番好きと言ってました。

 

 実は、私は最初あまりこのテキストが

 好きではありませんでした。

 「どこが好きなの?」と聞いたら

 「まず話せるように文法を教えるところ」

 とのこと。

 

・・・ほーーーーー!

 

 言われて気がついたのですが

 まるごとはあまり細かく文法を説明しません。

 (入門、初級についてです)

 ですので、文法をしっかり理解してからしゃべる

 というタイプではありません。

 ですので、まず話してみるのに必要な最低限の

 文法だけ教えるというスタイルです。

 

 ですので、ちょっと物足りない部分も出てきますが

 そこは自分で用意した内容で補います。

 

以上が主な理由です。

 

ありがたいことに、テキストを使ったレッスンを

続けてくださる生徒さんがあり、即席センセイは

授業をしながら勉強ができています。

私にとってはすばらしい経験です。

 

NAFLや日々のレッスンを通して、いつか自信を

もって「日本語のセンセイです」といえる日を

目指します!