めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その76〉オンラインレッスンの日本語教師の資格 (italki)

日本語の先生を目指そうとしたとき

どんな資格が必要か、迷いませんでしたか?

 

私は迷いました。。。どれを始めたらいいの?

420時間なんとかコース?それとも

大学の日本語学科??それとも教育検定?

 

やってみたいけど一度に全部はできないし

お金もないし、何から始めたらいいだろう?と

思いませんでしたか?

 

実はどんな日本語の先生を目指すかによって

何をまず取得するべきかは変わってきます

 

日本語教師になるにはいくつかの条件があります。

2020年度はそのあたりのルールが

いろいろ変わるそうです。

いわゆる「公認日本語教師」という

資格ができることになりました。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/92083701_01.pdf

 

ここでは、その「資格」についてではなく

オンラインでレッスンをするにあたっての

「条件=資格」を書きたいと思います。

(あくまでも、私の経験に基づく意見です。

 ご参考までに。)

 

同じオンラインの学校やプラットフォームでも

大きく分けて2つあります。

それを分ける1つの線は、その企業の資本が

「日本(日系)」か「海外(外資系)」かです。

 

日本や日系のプラットフォームで勤務したい人と

海外のプラットフォームを希望する人では

日本語教師の「資格」は多少違うことがあります。

 

外資本の学校(オンライン含む)を考えて

いる人にとってまず最初に必要なのは

大卒資格(学士)」です。

(学部不問の場合が多いです)

少なくとも学士かどうかが分かれ道になる場合が多いです。

あと、海外の学校で教えるには就労ビザが必須ですが

その取得のためにも学士はほぼ必須です。

 

(学士以上である分には歓迎されることは

 あっても壁になることはありません。

 専門性が高い人は歓迎されます)

 

もちろん日本語を教えるにあたって、自分の

知識は必要です。ですので日本語教育能力検定の

受験はオススメです。知らないものは教えられません。

 

あとは日本語以外の外国語能力です。

例えば、共通語としての英語や、中国系の

サイトであれば中国語のように、できれば

2~3ヶ国語がある程度できると非常に

強いと思います。

 

 ※学歴差別をする意図はありません。

わたしがオンラインで先生をするにあたり

実際に起きたことや経験したことを

シェアしています。

 

学士で、なおかつ日本での資格があるのは

おおいにウエルカムですが、学士じゃないけど

日本の資格有り、というのは門前払いになる

場合が多いです。

 

オンラインのプラットフォームでは

かなりたくさんの語学サイトがあります。

italkiのようなメジャーなのから、本当に

個人でやってる小さいのまで様々です。

 

私もしばらくオンラインで仕事をしていると

ちょこちょことお誘いをかけられることがあります。

海外のサイトはわりと頻繁にヘッドハンティングやら

声掛けをしているようです。

(italkiの生徒さんから、声がかかったこともあります)

 

日本の資格はあくまでも日本での資格です。

日本国内や、日系の企業では必須である場合が多いです。

ですが海外資本のところでは、TESOLのような

国際的に通用する資格は優遇するけど

日本での資格はあくまでも参考程度という

場合もあります。

 

(日本語なのにTESOL関係ないじゃん、という

 気がしますが、いつ頃どのような語学教授法を

 学んだかということがよく分かるんだそうです。

 あと、TESOL取得できるレベルの英語ができる

 証明でもありますし。

 数多い言語の中で、一番外国人向けの指導が

 進んでいるのが英語だから、その指導法を学んで

 いるのは、決してマイナスではないみたいです)

 

もしみなさんが、オンラインの日本語教師

継続的に働きたい場合、優先順位の順で 

① 大卒資格 

日本語教育能力検定合格

③ 外国語能力 

 

以上の3つがまず必要になるかと思います。