この教科書に載っている内容から。
はらはら→ぱらぱら→ばらばら
涙や雨粒が落ちる様子を表すときに使いますね。
はらはら、というとなんだか雅やかです。
ぱらぱら、というと小雨くらいかな。
ばらばら、というと大粒の雨が激しくふる感じでしょうか。
日本語の語感って面白いですね。
ですが、日本語学習者には面倒くさいようです(笑)
これ、ぴったり正しく使えば、短い言葉で
正確に質感のみならず、感情にまで訴えます。
し・か・し。
間違うと「え・・・?」という感じになります。
先日のレッスンである生徒さんが言いました。
「せんせい、このケーキ、ジメジメして美味しいですよ。」
ジメジメ・・・?
ジメジメというのは、梅雨時期の湿気の多い少し蒸し暑い
様子を思い浮かべます。
ケーキがジメジメ?
ちょっと不味そうな。。。(^_^;)
そう、生徒さんがいいたかったのは「しっとりとして」でした。
どちらも水分が多い様子を表してますが、ジメジメは気象や物、
しっとりは食べ物に使うことが多いと思います。
説明したら「日本語ってメンドクサっ!」っと笑ってました。
私も外国語を勉強してますから、よくわかります。
勉強したことをitalkiのレッスンで試したら
先生の目がテン。。。
ということがよくありました。
私は italki のチューターという仕事が好きです。
私の外国語学習は基本的に独学です。
私の場合は、独学で学んだことを使ってみる場所が italki です。
いっぱい失敗する場所が italki のレッスンです。
いっぱい 褒めてくれるのも italkiのレッスンです。
もうやめようかな、と思うたびに、私よりずいぶん若い
チューターたちにはげまされました。
私のレッスンもそうでありたいと思っています。
あまり上手なレッスンではありませんが
長い語学学習の伴走者として小さな助けとなればと思います。