めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

<その9> オンライン先生の必需品 ( コト・モノ ) その② <italki>

 前回は、オンライン先生の必需品を書きました。

 

じゃあそれだけあれば、オンライン先生の仕事をスタートできる?

・・・できます、もちろんできますよ。

でも、実は通信端末より大切なものがあります。

 

パソコンやタブレット端末は目に見えるもの。

今回は目に見えない必需品について書きます。

 

絶対に必要なものは2つ。 気にしない図太さ

オンラインレッスンの受講経験、この2つです。

 

え?英語じゃないの? 日本語専門の知識じゃないの?

という声が聞こえてきそうですが。。。

それより大事です。

続けるために必要なのは精神的なタフさです。

知識は後からでもつけられます。

 

italkiでは世界中の人がレッスンを予約します。

国が違えばマナーや常識は違うし

それぞれ目的やレベルも違います。

共通のメソッドや就業保障があるわけではないので

レッスンの内容も、予約が入るかどうかも

あなた次第です。

(というか運しだい?)

 

先生としてのレベルや経験値が高いから

予約がたくさんはいるというものでもないようです。

 

実際に、先生をしている人から質問がきました。

「ねぇねぇ、きんぎょさん。

 あなた、どうして予約がたくさんはいるの?

 なにか特別なことをしてるの?

 わたし、ほとんど予約こないんだけど。」

 

・・・?え? ?(´・ω・`)?

彼女のページを見ると、レッスン数は確かに少ない。

職務経歴を見ると、専門の学位を持ち、指導経験も豊かな方でした。

 

「そりゃ、わたしのレッスン、安いからっすよ~」と答えると

「わたし、ほんと困ってるのよね~、落ち込むわ~」という

返事がきました。

 

といっても、わたしのレッスンも大半の人は

1回限りでグッバイ・フォーエバーです。

レッスン中に吠える人、文句しか言わない人、

予約したけどレッスンに出てこない人、

おかしなメールばかり送る人。。。キリがありません。

 

いちいち気にしていたらきりがない!!

慣れてくると、トラブルを起こさないようにするコツや

起こしそうな人の場合はどうすればいいかもつかんできました。

 

でも、一番大事なのはタフさです!

これに勝るものはありません!

そして、問題を起こさない or 解決するヒントをくれるのは

自分が生徒としてレッスンを受けた経験です。

Face to Face の レッスンとは全く勝手が違います。

ですので、生徒の立場を経験しておくのは必須です。