日本語を勉強している生徒さんはたくさんいますが、実際に日本語を使って何かをしている(例:仕事、生活、子育て、趣味等)をしている方というと、少なくなります。
ここ数日、日本に住む生徒さんからちょこちょこ「きんぎょ、助けて〜!」メールが届きました。
聞くと、親戚が日本に遊びに来るそう。その際にあちこち案内するらしいのです。
「あなた(生徒さん)、もう日本での生活も長いんだから、日本語の通訳お願いね!」ということだそうで。
「日本に行ったら〇〇を買うの!」というリクエストに答えて、買い物にも行くのだそうですが、その商品名がわからない。
そのお友達が欲しかったのはピザやパンの生地なんかを伸ばすときに使う麺棒なんですが、ちょっとめずらしい長さを調整できるものでした。
そ、そんなものがあるんですか?😂
実際に日本語を使ってミッションをこなさないといけない、となると生徒さんは急激に成長します。
「できないよ〜、どうしよう〜」と言いますが、やらないとどうにもならなくなると、何とかやってしまいます。
大体のことはミッション・インポッシブルではなく、ミッション・ポッシブルです。
多くの場合、日本に住んでいるだけでは日本語は上手になりません。
ある程度のストレス(ミッション)がかからないと、居住地がかわっただけで、言語能力にはさほど影響しません。
生徒さんには緊張するミッションかもしれませんが、良い機会です。がんばれー!と応援しました。