地方都市に住んでいるきんぎょの、副業に関するお話です。
今回フルタイムの仕事をするにあたり、副業ができることを意識して探しました。
日本語レッスンの仕事を手放すつもりはなく、できればフルタイムの仕事をしながら、日本語レッスンの仕事を「育てて」いきたいと思っています。
2022〜23年あたりのインターネットのニュース記事などでは「副業」が注目を集めていたかと思います。
昔は副業というと、内職的な、ちょっとわびしい感じが漂う言葉だったように記憶していますが、ここしばらくのニュースでは「攻め」の姿勢を感じるポジティブな言葉として使われていると感じます。
このあたりに時代の変化を感じました。
では今回の就職にあたり、副業に関する話しを持ち出したとき、どうだったか?
ズバリ、全くポジティブな反応はありませんでした。😅
(前提条件:2023年夏、地方都市に住んでる、中高年 専門性があるとはいえないきんぎょ)
正社員・契約社員(直接雇用)、派遣を問わず、ネガティブな反応でした。
エージェント、職安問わず「???そんなにお金に困ってるんですか?」とか「そういうのはおすすめしませんよ」みたいな返事ばかりでした。
あるエージェントからははっきりと「そういうのは専門性の高い仕事をしている方の話で、今から普通の仕事を探そうとしている方が言うと、受かるところはありませんよ」
・・・😅😅
結局今回受かった派遣の仕事は副業がOKだったんですが(当たり前といえば当たり前?)、やはり担当者から「あの、失礼ですが、何かそんなにお困りなんですか?」と聞かれました。
正直に言えば、本業に支障が出るような金額にはならない可能性が高いので、聞かなくてもよかったのですが、どんな反応があるのかちょっと興味があったのも事実です。
先日、東京にお住まいの生徒さんとのレッスンで副業の話になりました。
この生徒さんは非常に専門性の高い仕事をしていて、さらに空き時間を利用してこれまた専門性の高い(お値段もよろしい)副業をしていらっしゃいます。
「で、きんぎょ、新しい仕事どうだったの?」カクカクシカジカ。
「はははは〜😂」と生徒さん。
「でもよかったじゃない。こっちから願い下げ。安い給料なのに副業も禁止だなんて、こっちから願い下げ。ちゃんと自分のしたいことを聞いたんだから、よかったね。」
そういえばそうですね。
きんぎょが初めて就職した頃は「お給料は御社の規定に従います」が常識でした。
もしかしたら給料や時間、副業など、抵抗が増えそうなことをあれこれ頑張って話し合ったのは初めてかもしれません。
この生徒さんにこの「お給料は〜」を教えたら、ドン引きしてました😂