東南アジアご出身の生徒さんが日本を離れ、ふるさとに帰国しました。
その前にあれこれきんぎょに送ってくれたんですが、その中にインスタント・春雨スープ?がありました。
どピンクのパッケージで、なんとエースコックの商品です!
とりあえず一つあけて、麺を出してお椀に入れて、スープやら薬味やらをのっけてお湯を注いて数分。
う、う、う、う、う、まああああああああああーい!
数十個送ってくれたんですが、たった1週間足らずであっという間に消え、今日最後の1個と今生の別れを惜しんで・・・完食。
きんぎょ、中級以上のレベルの生徒さんのテキストを使うレッスンでは、冒頭に5分程度でちょっとした会話をいれます。
いわゆる「導入」ではないので、レッスンとは繋がらない内容の場合も多いのです。Twitter のニュース投稿などをトピックにし、意見を言ってもらいます。
中級以上の生徒さんなので、みなさん日本語が上手です。
ですから単純に賛否を言いにくいトピックをあえて選ぶときもよくあります。フフフ、きんぎょ先生厳しいですよ。
今回のトピックはこれでした。
これは韓国のニュースをNHKが報道したものです。まずは短いタイトルから内容を読み取ってもらいます。
(ちなみにこれはN1合格済 or 合格線上の生徒さん向けです。)
まずはざっと目を通してもらい、どの程度読み取れたかを教えてもらいます。それから大まかな説明をします。
今回の内容はちょっと高度ですし、例えば「いじめ」という言葉のもつ意味合いと、生徒さんの母語でのそれのニュアンスがけっこう異なる場合もあります。ですが正確な意味の追求や分析まではしません(やりたい人は宿題にします)。
それから具体的な意見に入ります。賛成か反対か、その理由は?どの意見が最も好ましいか?好ましくないか?などをパパっと答えてもらいます。
パパっと答えてもらう理由は、初見の情報に対する『動体視力』を向上してもらうためです。テストでは与えられた時間の範囲でじっくりと取り組めますが、ビジネスや大学等での日本語での専門教科の学習、友人との付き合いなど、実際の生活ではこの流れるように動く情報を適切に見取り、それに対して素早いレスポンスをすることが求められます。
今回の生徒さんの意見では、フランス案が最も適切とのことでした。
理由は、韓国案だと大学に進学しない人には意味がない、アメリカ案は学校の裁量によって処罰の内容が変わってしまう、日本案は論外とのこと。
韓国案については、「韓国の大学進学率は高いと聞いたことがあるから、それも影響しているのかもしれません」という推測もしてくれました。
こういうのが苦手という方もいますので、正直に伝えてくれる方には感謝を伝えて中止します。