めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その550〉海外移住の夢と現実〜会話のトピック

「こっちも社畜生活ですよ。Youtube の動画なんか真に受けちゃいけませんよ。」

😂😂😂

 

最近、日本から海外へ働きに行くことが話題になっています。

より良い労働環境・労働条件を求めて海外へ旅立つ若い人たち

ちょっとうらやましくもあります。

海外移住先の中でも人気の某国にお住まいの生徒さんと、海外に移住して働くことについて話しました。

 

実際、生徒さんの国では明らかに海外からこられた方が増えているのを感じているそうです。

「やっぱり残業なしで、プライベートな時間も楽しんで社畜生活とは無縁ですよね?」ときんぎょがいうと。。。。

・・・生徒さんの目が点。

「それ、何の入れ知恵ですか?」え?違うの?

 

というわけで今日は海外移住の夢と現実について話しました。

まず、きんぎょがニュースや動画なんかで見聞きした現地の生活や労働環境について話します。

それに対して生徒さんが考える現実について話してもらいました。

きんぎょの知識、見事に粉砕されました😂

「あのねきんぎょ、こっちは残業三昧ですよ。できなきゃクビ。そんなに条件の良い仕事がどんどんあるわけじゃないしね。海外からどんどん人が来るってことは、少々条件が悪くてもみんな労働条件を飲んでる場合が多いんですよ。そりゃ会社だって雇うならウダウダ言う自国民より感謝して来てくれる優秀な外国人の方が良いよね。」

この生徒さんはそんな労働環境が嫌いでずっと個人事業主をしています。でも同じ道を志しても、うまくいく人は一握りなんだそうです。

「私からすると、日本の生活って選択肢があって良いんじゃないかと思いますよ。ホドホドの生活を選択することができる。働いて、ちょっと倹約して、休みの日には自然の中で遊べる。収入が多くて物価が高い国は、ホドホドに働くという選択肢が無いんですよ。ひたすら働かないといけない。物価が高いから。」

 

んー。難しい問題ですね。

日本では物価の上昇の抑制がもたらした弊害が問題となってます。

それを物価が超高い国から見るとこうなるようです。

動画やニュースで見るキラキラした一面を真に受けてしゃべるきんぎょを哀れな目で見る生徒さんが印象的でした😂