めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その526〉雑誌やテレビの重要性

最近、病院のように待ち時間が長い場所に行くと、必ずすることがあります。

それは待合室等に置いている雑誌や新聞を読むこと、テレビを見ることです。

自分で買うと大変だけど、待合室の雑誌は、、、有り難く活用させてもらいます!

実は最近、読んだら分かるけど自分では言えない、書けない日本語が結構あることに気がつきました。特に新しいトピックスや普段あまり関心がない分野だと、自分で文章をうまくかけないくらい語彙が足りません。

インターネットでもいろいろな最新情報を得られます。ですが、自動的にきんぎょの好きそうな情報に偏っていることが多いです。しかも最近のネットの記事は・・・なんというか、国語力が上がる文章という感じのものは少ないです。無料で読んでるんだからしかたないですが。

テレビや雑誌のように、開けたり点けておくと、自動的にさまざまな情報が得られるのは語彙力や新しい日本語を知る上でとても重要だと感じます。

それにしても・・・高い雑誌、やっぱりお金がかかっている文章サイコー!誤字脱字もありませんし、文章の展開や流行り、文体など、勉強になります。

例えば、ファッション、スポーツ、気象情報や星占いのように、その分野でしか使わない言葉というのはたくさんあります。こういった分野の言葉は、意識して見聞きしないとなかなか触れることがありません。

これは生徒さんにも重要なこと!

きんぎょの場合、仕事で日本語を使う生徒さんや、今後日本で仕事をする予定の生徒さんには、積極的にテレビや雑誌を見ることを勧めます。ネットフリックスやYoutube ではなく、です。

生徒さんは訝しがりますが、テレビには一般的な情報や、世間で普通と認識されている情報がたくさん詰め込まれています。こういう情報は、日本人とのコミュニケーションの引き出しを増やすだけでなく、仕事にも役立ちます。

オンライン化が進んだ恩恵で、きんぎょは外出すること無く仕事をすることができます、感謝感謝。ですがその反面、日本に住んでいるけど、オンライン在宅ワークのため、ほとんど外出しないという生徒さんが増えました。住んでいる場所は日本で、喋っているのも日本語だけど、「日本」に触れることがない生徒さんもいます。

日本語を自由に話すには、ネタもけっこう大事です。