「来年、日本語教育能力検定試験を受けようかなと思ってます。きんぎょ、どう思います?」
JLPTは既にN1を合格して日本で働いている生徒さんで、日本語教育の分野も知りたいという気持ちが出てきたんだそうです。
受験したい!という気持ちがあるならぜひ受験したら良いと思います。
日本語教育能力検定試験は外国人でも日本人でも受験できます。ただし日本国内でしか試験をしていません。
この生徒さんは日本に住んでいるので、問題有りません。
それで「まずは過去問を一冊買ってみたら?」とアドバイスしました。
もし「日本語をボランティアで教えているんだけど、これからのことを考えて試験受けてみよっかな?」とまだ迷っている方がいたら、同様にまず一冊だけ過去問を買ってみることをお勧めします。どの年度のでもいいです。アマゾンなどですぐ買えます。
これはきんぎょ自身がそうすればよかったな、と思っているからです。
日本語教育能力検定試験というものの全体像が全くわからないまま何となく全体的な勉強に取り組んでしまいました。全体像も焦点もわからないから、全体的に網羅してそうなコースを選んで・・・という具合です。
今考えたら、「資格試験」と「先生としての経験や知識」をごちゃまぜにしてしまっていたなと反省しきりです。
過去問を一冊買って目を通して、これを一定以上解けるようにならないといけないんだ!という「目安」にしてください。これを解けるようになるには、独学でいけそうか、先生の手助けが合ったほうがいいか、お金はどれくらい出せそうか、考えてみてはいかがでしょうか。