めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その158〉外国語を学ぶとは (italki)

 なかなか体調回復せず。ただ、オンラインのレッスンなので、生徒さんにうつす心配はないのでその部分は安心です。早く治ってほしい。。。

 テンションはサゲサゲですが、かろうじてレッスンと勉強は続けています。有給とかがあるわけではないから、レッスンをキャンセルすれば収入はなくなるので、できるだけ休みたくはないので細々とですがレッスンを続けています。そんなつい先日の出来事です。

 

 先日のレッスンで外国語を覚えるというのは、頭の中を書き換えることだ、と、ある生徒さんが言いました。なんのこっちゃ?と思って質問しました。

 その生徒さんは、複数のヨーロッパ言語を話し、外国に住んでいる方です。人生で初めてアジアの言語に手を出したのが・・・日本語でした。(それを私に教えてもらうなんて、なんてギャンブルな方。。。)その生徒さん曰く、ヨーロッパ言語は、一部を除けばほぼ近いシステムで出来上がっているので、一つを覚えれば後は要領よく覚えていくことができるそうです。もちろん文化的な違いはありますが「ヨーロッパ言語と日本語を比べた時の衝撃に比べりゃチリのようなレベルの違い」・・・へー。日本語の言葉を覚え、使い方を覚えると「今までの自分とこんなに遠い言語や考え方があったんだ!」と毎回びっくりするそうです。こんなに違う言語を使って、違う思考回路を持って、1億人以上の人が暮らしてるって、スゴイと思わない?と聞かれました。考えたことがなかった(笑)「こんな全く考え方が違う言語で考えてしゃべって、日々生活してる人がいるって思ったら、世界は広いなって思って。小さいことにくよくよしなくなったよ」そ、そうなんですか??

 

 でも言われてみたらなんとなく分かる気が。私も外国語を勉強して、ある程度はなせるようになったら、なんだか性格が変わった気がする!と思ったことがあります。日本語だったら言えないことが、外国語だと言える。すると考え方や性格にも大きな影響がありました。そういう意味では私の頭の中もきっと知らない間にどんどん書き換えられていってるんだろうな。

 

 この生徒さん、日本語を学び始めたら、頭の中の今まで使ったことが無いようなところを使っている気がするので、毎回レッスンが終わったら頭がとても疲れるので、チョコバー一本まるかじりするそうです。