めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その83〉終了: 23 視聴覚メディアと日本語教育

終わりました!

合格でした。

 

。。。しかし、今までで一番???と

言わざるを得ないテキストでした。

 

※ 申し訳ありません。今回はちょっと辛口コメン

トばかりです。率直な気持ちを書いてます。

苦手な方は以下の記事は読まないでください。

 

私は今後もオンラインレッスンを仕事に

していきたいと考えています。

なのでこのテキストにとても期待していました。

なんてったって視聴覚メディアですから!

 

24冊のテキストの中でもわりと分厚目で

ギッシリ詰まっていることを期待しました。

 

テストや学びのレベルは、他のテキストとも

整合がとれていますし、資格試験の対策としては

もちろん問題ないのだろうとおもいます。

しかし、かなりがっかりしました。

 

一番がっかりしたのは

内容のあまりの古さでした

 

《古いポイント》

フロッピーディスクの容量の問題が出てきた。

今の若い人って、フロッピーディスクなんか

見たことありますか?

見たことあっても、使うことまずないですよね。

(私は8インチフロッピーも知ってます、ほほほ)

もはや化石の勉強?

 

古いことを知るのは大事です。

ですが、たった25問の問題のうちの一つを

まず使うことのない記憶媒体の容量について

問うことに使う意味はあるのでしょうか?

(それとも日本語教育試験によくでるのかな?)

 

②1unitを超古いPPでの資料作成方法に使用

おそらく自分で教材を作るためのヒントを

掲載されたのだと思いますが、正直なところ

まったく使えないUNITと言わざるを得ません。

パワーポイント(しかも超古い)の使い方や、

資料の作り方なんか、ネットを検索すれば

いくらでもでてきます。

 

1ユニットを使って細かく掲載する意味は

全くありません。

 

私はこのページにもお金を払っています。

ちょっともったいないです。

 

③ とにかく新しいメディアに対して及び腰

2020年はコロナウイルスに翻弄されてます。

これまでに増して、オンラインやテレビなど

教室以外での学びが注目された一年でしょう。

 

もちろんこのテキストが作られたのは

それ以前のことで、そのような情勢は

反映されていません。

 

それを考慮しても、この歳の私が見ても

古すぎます。20年前にこのテキストを読んでも

あまり違和感がないような気がします。

 

例えば、テキストにあるようにパワーポイントで

資料を作るのは良いことです。

ただ、テキストに良い例として掲載されていた

パワーポイントで作った漫画式のイラストには

疑問があります。

例えば私が生徒でお金を払ってレッスンを受けて

いたら、その資料を出されたらかなり引きます。

 

昔懐かしい手書きの学級新聞のようでした。

たしかに味があるし、必要なものを作れます。

 

でもこれは単に昔は紙に書いてたのを、パソコン

で作るようになっただけで、メディアが変わった

だけです。昔ながらのことを、紙からパソコンで

やるようにしただけに見えます。

メディアが変わることによる、生徒へのメリット

はあまり感じられません。

 

新しいメディアを使った場合の良さや注意点、

法律(特に著作権)や人権問題など、教えるべき

ことはいくらでもあります。

 

試験のために必要なことが最優先です。

でもちょっとびっくりしました。(・・;)