めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その68〉珍しい職業の生徒さん (italki)

初めてのレッスンは、たいてい自己紹介から

始まります。名前、出身、居住地、趣味・・・

 

そして職業も話します。

 

私の場合、なぜかはわかりませんが

特定の職業の生徒さんに偏る傾向があります。

(いつもというわけではありませんが)

 

ある時は、エンジニアの方が80%近かったり、

またあるときは、学校の先生ばかりだったり、

学生さんばかりだったこともあります。

(試験のシーズンの関係もあります)

 

その中でも一際面白かったのが

「ほぼ50%が宣教師(宗教関係者)

というときでした。

 

別に私の自己紹介欄に「〇〇の職業の方歓迎」

とか書いてるわけじゃありません。

どこをどう見てそうなったのかわかりませんが

とにかくレッスンをしてもしても、宣教師の

皆さんばかり。

 

日本にすでに住んでいる方もいれば、

これから日本に行くという人もいました。

 

レッスンの目的を聞くと

「日本人と会話がしたい!」

…え?でも日本に住んでるじゃん?

…これからなんぼでも話せるじゃん?

 

皆さん、日本語を勉強してから日本に

来てるんですが、特に外国から来た宣教師の

みなさんは英語を話すことを求められることが

多いそうで、なかなか日本語が上達しないと

異口同音に言っていました。

 

「大切なことは、自分の母語で聞いたほうが

 わかりやすいでしょう?」とのことでした。

 

出身国もまちまちでしたが、とにかく

目的がはっきりしているから、熱心に

話してくれるので、レッスンする方も

おもしろかったです。

 

みなさん、どこの宗教の方かはっきり言わない

場合が多いですが、慣れてくると何となく

「あ、〇〇教のひとだな」とか

わかるようになります。