初めてのレッスンは、たいてい自己紹介から
始まります。名前、出身、居住地、趣味・・・
そして職業も話します。
私の場合、なぜかはわかりませんが
特定の職業の生徒さんに偏る傾向があります。
(いつもというわけではありませんが)
ある時は、エンジニアの方が80%近かったり、
またあるときは、学校の先生ばかりだったり、
学生さんばかりだったこともあります。
(試験のシーズンの関係もあります)
その中でも一際面白かったのが
「ほぼ50%が宣教師(宗教関係者)」
というときでした。
別に私の自己紹介欄に「〇〇の職業の方歓迎」
とか書いてるわけじゃありません。
どこをどう見てそうなったのかわかりませんが
とにかくレッスンをしてもしても、宣教師の
皆さんばかり。
日本にすでに住んでいる方もいれば、
これから日本に行くという人もいました。
レッスンの目的を聞くと
「日本人と会話がしたい!」
…え?でも日本に住んでるじゃん?
…これからなんぼでも話せるじゃん?
皆さん、日本語を勉強してから日本に
来てるんですが、特に外国から来た宣教師の
みなさんは英語を話すことを求められることが
多いそうで、なかなか日本語が上達しないと
異口同音に言っていました。
「大切なことは、自分の母語で聞いたほうが
わかりやすいでしょう?」とのことでした。
出身国もまちまちでしたが、とにかく
目的がはっきりしているから、熱心に
話してくれるので、レッスンする方も
おもしろかったです。
みなさん、どこの宗教の方かはっきり言わない
場合が多いですが、慣れてくると何となく
「あ、〇〇教のひとだな」とか
わかるようになります。