めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その350〉レッスン料金設定・初めての方基礎編 (2022年版)

『値段設定てどうやるの?』とときどき質問をいただきます。italki のサイトにもどうやって値段を決めたら良いかアドバイスを書いてます。実際の決め方は本当に人によって全く違います。きんぎょが思う一般的なポイントを順番に書いてみます。

きんぎょはitalki とプライベートレッスンをしています。値段の決め方は両者で少し違います。

1 大まかなシステム

italki は基本的に一回ごとの契約です。支払いもレッスン一回終了ごとに支払われます。システムの設定も簡単で、料金変更もいつでもすぐにできます。ですので、レッスン予約数を見て調節することもあります。

プライベートは基本的に定期的なレッスンの方ばかりなので、定額制です。

2 金額の設定

目標とする収入額の設定

まずはこれが絶対必要です。オンラインレッスンで年間400万円稼ぎたい人と、40万円稼ぎたい人では、設定すべき目標値が全く違います。

もし金額設定に悩むなら、まずはゴールから逆算するのが簡単です。

簡単に言うと年間400万円稼ぎたいのに、1レッスン5ドル/60分でレッスンをやっていたらダメですよね。そもそも過労死してしまうかもしれません。これは先生のQOL(生活の質)に直結することです。

確保できるレッスン時間を確認する

例えば、平日だけレッスンを提供したくて午後10時から12時なら確保できる!という人なら 2時間✕5日=10時間ですね。

計算

①目標とする収入の設定(A) ②レッスンのために確保できる時間を確認(B)

③ A÷Bがまず基準となるレッスン単価です。 

例えば副業として、週に1万円くらいほしいな、というなら

週10,000円 ÷週 10時間=1,000円/レッスン くらいをまず最初の基準に、レッスンの予約状況に応じて調節したら良いかと思います。ここにitalki から手数料15%が引かれるので、実際にはもう少し手取り金額は下がります。あくまでも目安の設定としての計算式です。

 

これを基準に、例えば「さっさとレッスン予約枠を埋めたいから、これより安くしよう」とか「専門的なレッスンをしてこの金額よりあげよう」「1月はスターターが多いからセールをしよう!」というふうに考えるのもアリだと思います。