生徒さんの中にはアニメ大好きな方が多いです。今日はその中のお一人との話。
きんぎょ、年末(2021年12月)に今話題の『劇場版 呪術廻戦0』を見に行ってきました。いや〜、おもしろかった!
なぜ見に行ったか?それはきんぎょの希望もさることながら、とある生徒さんのご要望でもありました。チューターをしていると、こういう話をすることが多いので、きんぎょもマメにアニメ・漫画をチェックするようになりました。
海外在住のこの生徒さんは、アニメ・漫画が大好きです。そしてこの『呪術廻戦』シリーズの大ファンで、この映画を見るのを心待ちにしています。
「どうだった?棘くんは髪ツンツンで、五条先生が『凄まじいね〜❤』って言ってるんでしょ?乙骨くんの声は?あああ〜うらやましい!!」質問と感想尽きず。
この生徒さん、アニメのためだけに日本語を勉強していて、本当に実生活で日本語を使うことは全く100%これっぽっちもないそうです。なのにかなりすごいレベルの日本語です。
そんな生徒さんが、日本のアニメ・漫画の魅力について語った中におもしろい説がありました。
それは『助詞”は” の概念は、Jアニメ・漫画そのもの』です。
この生徒さんによると、日本のアニメ・漫画の特徴は 『Topic marking した範囲から徹底的に内側に向かって掘り下げていく』ことだそうです。
ここでいうTopic marking するとは、「これこれについて話します」というトピックの提示=世界観の設定や確立・・・そう、助詞「は」の働きと同じじゃ〜ん!というわけだそうです。その三段論法が下記でございます。
① 確立した世界観の外には出ていかない(範囲設定されている)ことにより、それ以外との世界観が明確に対比
⇒ ② その影響で作品が大好きな人と全く(もしくはあまり)関心がない人に別れる
⇒ ③ それが人生を狂わせる?ほど漫画が好きなアニオタ文化を作り出している!
すごいと思いませんか?これを日本語学習者が熱く語ってるんです😂 きんぎょもいつか外国語でこの高みにたどり着きたい😂!