先日ちょっと質問を受けました。「きんぎょ、親戚の子が(大学)新卒で地元(地方都市)で日本語教師を目指すって言ってるんだけど、新卒でってどう思う?親がとても心配してるんだけど。」
おお、きんぎょ、そんな質問を受けるほどエラくなりましたか😂
日本語教師というお仕事は、おそらくですがプロの先生でも、きんぎょみたいな見習い小坊主でも共通することだと思いますが、新卒であるメリットが他業種に比べてちょっと薄い職業ではないかと思います。
きんぎょが住む某地方都市では、聞いた話ですが、新卒で日本語教師を正社員として定期的に採用する日本語学校はあまりないようです・・・といいますか、ほぼないと聞きました。ほとんどが契約社員や非常勤の先生で、講師の先生が辞めて空きが出たときに即戦力になる講師を募集するというケースが多いようです。特に今はコロナ禍で日本語学校自体が開店休業状態のところもあるとも聞きました。
もちろん420時間受講先からの紹介や大学からの紹介などでよい就職先に恵まれる場合もあるかと思います。大都市であれば日本語学校が沢山ありますし、日本語学校以外にも企業内の講師など選択肢があります。
きんぎょも将来を考えるにあたりちょっと調べてみましたが、地方都市だと求められるのはボランティアか超短時間のアルバイトがほとんどでした。
記憶をたどって、新卒の方が有利かもと思われるケースを考えると、一つ思い当たりました。それは「海外の日本語学校(教育機関)の先生になる」ケースです。
海外の日本語学校での就職をお考えの場合、就労ビザや求人の条件の中にはっきりと年齢制限がある場合があります。すでに必要な資格を持っていて、行きたい国がはっきり決まっている場合は年齢も重要なポイントになります。若いうちに決断したほうがいいかもしれません。あと体力的にも若いうちにいくメリットは大きいと思います。
見習い小坊主きんぎょの意見としては、日本語の先生をしていると、日本で会社員をしていた経験がかなり活きます。しかもビジネス系の生徒さんは固定客としてついてくれやすく、支払いもバッチリです。また、就職後もトラブルがあるたびにレッスンを予約してくれます。
そんなわけで、きんぎょ的には新卒の求人がなさそうなら、あまりねばらず、一度一般企業に就職したほうがいいんじゃないかな?その経験は必ず役に立つし、とお伝えしました。