めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その295〉会話レッスンで会話能力向上以外の目的の方

会話を中心とするレッスンが多いきんぎょです。毎日よくこれだけ話せるのおお〜、と我ながら不思議に思うことが。家族からも「よくそれだけ会ったこともない人と話せるね」と言われることがあります。

今現在、会話のレッスンは固定の生徒さんが多いのです。生徒さんの学習目的はさまざまです。会話の能力向上というごく普通の目的の方が大半ですが、そうではない方もたまにいます。

① セールスの方

これはですね、たまーにいらっしゃいます。きんぎょのレッスンの場合、30分のレッスンをたま〜に予約する方の中にいらっしゃることが多いあるかな。何レッスンかこなしてちょっと仲良くなったころに「きんぎょ、前から思ってたんだけど、正直にいうね、あなたのためだから」と切り出されて何かと思ったら「〇〇(国名)の有名人多数ご愛用!歯の美白セットのご紹介」でした。断ったらそれからレッスンの予約はありません。確かにちょっとお金を払えば必ずその人と話せるわけだから、訪問販売するより効率がいいかもしれませんね。

② とにかく誰かに話を聞いてほしい方

こちらはわりとあります。特にコロナで外出に制限がでたあたりから増えたような気もします。国を問わずあります。きんぎょ、わりと根気強く聞ける方だと思ってますが、それでもレッスンが終わるとどっと疲れがでるような場合もあります。

ある程度ポジティブな話をする方だと平気ですが、延々ネガティブな話をしたり、そういった話が堂々巡りする方のレッスンの場合は、気をつけないとこちらのメンタルがもたない場合もあります。毎回そういうタイプのレッスンになる方の場合は、ちょっと語弊はあるかもしれませんが「集中して聞かない」ことに集中します。レッスンの時間をゆるく付き合うことにしています。

③ 意図的にハラスメント・差別を行う方

この場合はitalki に報告することが大前提です。きんぎょの場合、一応レッスン中は手元に携帯電話をすぐ使える状態で置いています。緊急時にすぐ録画・録音するためです。できなかったとしても必ず報告します。写真やスクリーンショットが取れる場合はとってしまいます。どんな理由があってもハラスメントや差別にあたることを受け入れるべき理由はありません。

もちろん中にはそういう意図はなく、文法的・語彙的に誤って言ってしまったという場合もあります。その場合は見れば分かるので通常のレッスンと同じく訂正して勉強にします。あらかじめハラスメント・差別に当たることをはたらこうという場合はそもそも姿勢(?)が違います。