めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その275〉きんぎょの困りごと (弱点その①発見)

「あ、それ何となく分かるわ。きんぎょに例文は作ってほしいけど、レベルごとの文法説明はあんま聞こうと思わないわ。」

今日、とある生徒さんとフリートークのレッスンで「最近の困りごと」について話しました。生徒さんがまず話をして「きんぎょも話してよ!」というので、特に初心者の生徒さんの減少に困ってると話した、その返事が上記の文章です。

この生徒さんはすでにN2合格済みで、日常会話は問題ありません。だいたい毎回、生徒さんがしたいことに合わせてやっています。

この生徒さんが知りたいのは「日本人はこの言葉をどう使うのか?このことばとの違いは?どう感じるのか?」です。そして私が作る例文(寸劇含む)がとても気に入っているとのこと。レスポンスが早くてバリエーションが豊富と褒めてくれました。

その一方で、文法説明はあまりお世話になろうと思わない・・・この当たりにきんぎょの弱点が見え隠れしているような気がしました。

使い方や例文をたくさん必要とするのは、多少日本語ができるようになった方がほとんどです。入門~初級は、まず出てきた課題をこなすので手一杯です。

むー。調べるべき第1ポイント発見。