プロジェクトマネジメントなる分野をちょっとかじって気がついたことがあります。学び方を考える上でも、この分類はけっこう重要かも、ということです。
例えば、外国語の学習です。きんぎょの副業「日本語のセンセイ」の目線で分析。
同じ日本語を勉強する場合でも、下記の2つでは方向性が全然違います。
①来月から仕事で日本に行くので、ブートキャンプ方式でブラッシュアップしたい。
②アニメが大好きだから日本語を勉強したい
おおざっぱに分けるとこんな感じかと思います。
①は明確な目的意思を持って『始め』て、『完了』させる必要があります。
⇒プロジェクトとして対応する
②は『終わらせない』こと(継続)が重要です。
⇒プロジェクトではない
①は計画が必要です。例えば初心者なのに年内にN1取らないといけないんです!という生徒さんの場合(本当にいるんです)、ゴールが遠すぎるので、一旦もっと近いゴールを設定したほうがいいかもしれません。そのあたりも考えないといけません。日本語学校とかだと、シラバスや授業計画を目的に合わせて作成し、そこに生徒さんが入ってきます。これがオンラインのレッスンだと、はっきり分かってないまま始まって、生徒さんがいる⇒それからシラバスや授業計画を立てる、ということになるほうが多い気がします。
②はとにかく継続していくためのサポートが必要です。「いや、①だって要るでしょう?」と思うかもしれませんが、こちらは完了させるのではなく、習慣化することを助け、継続することにフォーカスをあてます。
きんぎょが生徒としてitalki で語学を勉強するとき、センセイの選択は重要事項です。重要である理由の一つは、きんぎょは今、語学学習については②型でやってるのに、センセイは①型で進めたい場合が多いからです。例えばフリートークのレッスンをしたいのに、「きんぎょ、〇〇(試験)を受けるんでしょ?だったらドキュメントを使ってレッスンしましょう。じゃあ画面を切り替えますね。。。」みたいになることはままあります。初回のレッスンでレッスンの目的やゴールについて話すんですが、生徒は『ゴール』ではなく『夢のプラン』くらいのつもりで話したんだけど、センセイのほうが明確にゴールに向かって最短距離で猪突猛進することがあります。
センセイとしてitalki で教える場合も重要です。きんぎょは今、副業として日本語を教えています。値段も安価です。なので②型の、負担の少ない安定的なレッスンのほうが望ましいです。①型のレッスンを希望する生徒さんの場合、生徒さんに教材の選択や準備をお願いし、きんぎょとのレッスンは『一話完結型』でやるようにしています。