簿記の勉強をしながら気がついたことがあります。
いきなり過去問攻めをするより、内容を理解する方が面白い!
最初は、資格試験の勉強でよく言われる「過去問攻め」でやっていました。
過去問を解きながら最短の道で学習⇒合格するってやつですね。
これは「手で覚える」(=たくさん書いて、問題を見たら反射的に答えが書けるようにする)というやり方なんだそうです。
正直に言えば全然面白くない。全く面白くないんです。
購入したオンライン(アプリ)のコースも、簡単な解き方の説明の後はどんどん解いていく、というタイプなんですが、意味がワカラナイから面白くない。
でもそんなもんだよな~と思いながら問題を解いてました。
ところが。
Youtube である動画のシリーズを発見しました。
ふくしままさゆき先生という、大変有名な先生だそうで、本も出版していらっしゃいました。
その先生が「理解して覚える」ということを仰っていたんです。
動画のコース(25本)を3回通り視聴して、それから練習問題や過去問を解いてみよう!というやり方を推奨していました。
それぞれの動画に、欄外にミニ問題をつけてくれてます。
ですが、とにかくまずは動画をよく見て、仕組みや意味、働きを理解しよう!という方針でした。
動画一本が40~60分くらいあるので、見るだけでもけっこう大変ですが、面白い!
例えば、アプリの動画だとさらっとやり方の説明をしただけの三分法と分記法も、この先生の動画では「分記法も実際に使う会社があって、こんなタイプの会社がこのように使っているよ」という説明を加えてくれます。
それを聞いてから問題を読んだら、意味ワカンナーイだった例題の意味が分かり始めました!
きんぎょ、ふと自分の日本語教育能力検定試験の勉強を思い出しました。最初、NAFLで勉強していた頃は面白かったんですよ。延長してもらいなんとか間に合わせましたが、それはきんぎょの怠けっぷりが問題なのであって、内容は面白かったんです。
試験対策だけではなく、日本語教育の面白いところをもっと知ってほしい!という熱意を感じる内容でした。そして読んでいて面白かったんです。だからなんとか最後まで修了できましたし、今でも学んだことは役立っています。
でもそこから日本語教育能力検定試験の勉強だ!と、過去問を解き始めた当たりから面白くなくなりました。試験とはそんなもんだよ、ということは解ってます。試験に合格する人は過去問から始めるのが最短の道というのを鵜呑みにして、面白くない、面白くない、もうやりたくないと思いながら解いてました。
もしかしたら、これはきんぎょの学習におけるコペルニクス的転回かもしれません。
過去問、最後でも別に良いんだ!
ゴールデンウイーク中に簿記3級のオンラインテストを受けに行ってきました。もちろん撃沈。一週間の勉強ではまあそりゃそうです。
このまま勉強を続けます。
そして日本語教育も勉強を続けようと思います。試験合格への最短距離である必要はないんだ、と思ったら、もう一度勉強したくなりました。